ビリログBtoA

球を撞いた記録と日々思うことと。ビリヤードがメインのブログです。

ビリヤードで上達したいならプロレッスンがオススメ

過去、何度もブログに書いているしTwitterでも呟いていますが、上達したいならプロレッスンが絶対にオススメです。

丁度この記事が更新される週に、日本テレビのZIPにてKing & Princeの永瀬廉さんがトッププロの1人である栗林達プロからレッスンを受ける放送がなされているようで、めきめきと上達していく様子が放送されているようです。

プロレッスンならめきめきと上達できるんです。

 

しかし、プロレッスンがいいぞ!といくら言っても敷居が高いものです。

今回は、何故プロレッスンがいいのかについてまとめてみようと思います。

物事の理解度において「教育できる」は最上位

これは一般論なのですが、物事の理解度というのは

1.教わってもできない

2.指導を受けながらできるようになる

3.自分1人でできるようになる

4.できるようになったことを発展させることができるようになる

5.人に教えることができるようになる

というステップを踏んでいきます。

つまり、レッスンを開催する、人に指導するというのは最も理解度が高まった状態じゃないと効果的にできないものなんです。

 

アマチュアとプロの指導の違い

プロアマ問わず軽いアドバイスからがっつりレッスンまで、本当に多くのご指摘をいただいてきた僕です。

1つ1つについて、本当にありがたいなと思っております。

言われてもできるようになっていないから話半分にしてるんだろって思われているような気もしますが、できないだけで結構ちゃんと覚えているんです。

覚えているので、アマチュアとプロとで指導に違いがあるな、ということに気付きました。

 

アマの指導1:現象の指摘に留まる指導

具体例を挙げると

手球が弾けているから厚みが合ってても外れてるし、直した方がいいよ」

といった感じの指導が現象の指摘です。

 

その時発生した現象が改善点で、そこをどうにかした方がいい、と。

これはとても正しい指摘です。

しかし、僕のようにビリヤードのセンスが無い人間だと、改善方法がわからないので困ったなと思いながら試行錯誤してうやむやになってしまうことが多いです。

センスがある人なら試行錯誤の中で答えを見つけられるんでしょうけど、人のふり見てもよくわからないっていうのがセンス無い人間の現実なので辛いところです。

 

アマの指導2:現象の対策となる答えを授与する指導

先ほどの弾ける手球問題ですと

「手球が弾けているから手球の速度を抑えると弾けなくなっていい

といった感じで、現象の指摘に留まる指導よりもレベルの高い指導です。

正しい。弾けるという現象に対する対策として手球を遅くするというのは圧倒的に正しいです。

これによって手球の弾けを低減させることができるので、指導の効果が出やすいです。

しかし、よし速度を抑えて撞くぞー!ってやっていると、いざ速度を上げなきゃいけないときに詰むわけでして。

 

こういった、問題に対する手球、的球の物理的な正解を指導すると、表面的には問題の解決まで導かれるのですが、そこから先の応用力、発展性といったものが生まれないのも事実です。

 

プロの指導:人体の構造や精神の運びといった競技の本質まで踏み込んだ指導

手球の弾けについてですと、速度を落とすっていう行為をする上でどのように体を使うのか、といった手球を撞くという動作の根本となる人体の構造まで踏み込んで指導してくださるのがプロレッスンです。

そのように体を使うと何故実現したい効果が生まれるのか。

この点までしっかり説明してくださるので、先に挙げた速度を上げる場合といった応用例においても対応できる手法を実現できるようになります。

 

体の使い方だけでなく、心の運び方といったところについてもプロレッスンでは学ぶことができます。

ビリヤードはメンタルスポーツなので、瞬間瞬間における心のあり方というのも競技の結果に密接に関係します。

プロは業として24時間取り組んでいるからこそ、無形の心についても言語化し指導できるレベルで理解できているわけで、ここまでできるアマチュアって殆どいないはず。

少なくとも僕はアマチュアから気持ちの指導を受けたことがないです。

 

オススメのプロレッスン

複数名のプロの方のレッスンを受けており、皆素敵なのですがその中でもこれは最高だったなと思うプロレッスンを紹介します。

 

フォームなら西尾プロのフォーム解析レッスン

バグース所属の西尾佑プロによるフォーム解析レッスン。

現状のフォームの分析と、真っすぐキューを振れるフォームになるために改善すべき点を専用のソフトと西尾プロのフォーム理論とによって解析していきます。

正解の美しいフォームを学びたい!となった時には絶対にオススメです。

僕は4回レッスンを受けに行き、その後も増える知識の中でそ西尾プロから教わったことを組み合わせることでフォームが随分落ち着きました。

 

billiardblog.hatenablog.jp

 

スキルなら内垣プロのチャレンジマッチ&レッスン

フォームができて真っ直ぐ撞けるようになってもスキルがなければ勝てないのがビリヤード。

そのスキルを上達させるのに最高なのが内垣プロによるチャレンジマッチ&レッスンです。

チャレンジマッチを行い、その中でのプレイ内容からご指導いただけるのですが、その指導のレベルの高さが本当にすごい。

上述した手球が弾ける問題についても、内垣プロからのご指導により改善されましたし、他にもこちらが伝えた悩みの解決だけじゃなく伝えていないのに見抜いていただき解消された悩みも多いです。

さらに、心の運び方の指導も多くいただけ、ご指摘の通りの感情であることが非常に多くて感情が読み取られているっていう事実に震えますし、毎回目から鱗の連発です。

かれこれ8回受けにいっているのですが、その毎回で最高って感じるし、万年2戦目敗退マンだったのにこの前ついにBC戦で優勝できたしって凄すぎでしょ。

 

billiardblog.hatenablog.jp

 

プロレッスンでサクッと上達しよう

センスがあれば問題となる現象から原因を正確に分析し、それを実現する方法、その方法の本質といったところまで自分でなんとかできるんでしょうけど、それってプロでも時間がかかる作業のようです。

アマチュアで、しかもセンスがあるわけでもない僕のような人間だと、何年経っても正解に辿り着けないっていうのが現実です。

上述した手球が弾ける問題は10年来の課題でしたし。

 

プロが時間をかけた作業の成果を享受できるのがプロレッスンです。

これを活用しないのは絶対に損だと思いますよ!

 

素直に聞くのとちゃんと練習するのも大事

余談ですが、指導をいくら受けても指導の内容に耳を傾けないのでは意味がないと思います。

それはアマチュアの現象の指摘に留まる指導であっても、です。

そういったことを指導されたな、言葉は違えどあの人がいいたかったのはこういうことなんだな、といった思いがあると、プロレッスンで教わったときの自分の理解度の深まり具合に差が出ると感じています。

教え魔がどうのとか色々あるのもわかりますが、結構、みんな言ってることは一緒だったりするもので、良くなってもらいたいという指導してくださる方の好意はありがたく受け止めるべきだと思います。

マウンティングしたいだけのめちゃくちゃなのは話半分でいいと思いますが。

 

あと、レッスンで受けたことをちゃんと練習することも大事です。

いくら知識があっても実現できないと仕方ないですし、ちゃんと学んだことは反復練習してできるようになるっていうところが大切。

僕自身もそうなのですが、教わるだけ教わったのに他の自分が楽しくなれる練習を優先しちゃって教わったことを練習してないことってちょいちょいあるので、自戒も込めてここに記載しておきます。