手球と的球の距離が遠い配置で入らない理由と対策
ここ最近、手球と的球の距離が遠い配置(遠い球)が入らなくて困っていました。
大体の球は手球と的球との距離が適度な距離に出せるなんていうレベルじゃないので遠い球でも勝負ができないと結果が出ないのですが、まったく入らないので話にならず。
元々遠い球はあまり得意じゃないですしそもそも遠い球は物理的に難しいものですが、それにしたってちょっと問題なので練習してみました。
入らない遠い球の代表例
こんな配置。
撞点は真ん中くらいで手球が的球に当たる頃に自然な押し回転になっていればいいし、図中右上に出したいからそんな強く撞かなくてもいい。
こういった配置を撞くとまあ外れるわけです。
的球が入らない理由から考える
一般に的球が入らない理由は
- 狙った厚みはあっているけど真っ直ぐ撞けていない
- 真っ直ぐ撞けているけど狙った厚みが間違えている
- 手球が浮いていて手球と的球が接触する点が平面時からずれている
- 横のスピンが加わっていることで手球がカーブしている
- 横を撞いていることで撞いた瞬間に手球が横にずれている(トビ)
- 手球と的球の間に摩擦が働き手球のスピンの影響が出ている
といったところが主な理由だと考えられます。
このうち、横のスピン関係の2つについては、今回は中央を撞いているので関係なしです。
また、手球の浮きについては距離が遠くかつショットスピードも低いので考えにくい要素です。
そして、摩擦とスピンについては、際どい外し方をしているならともかく大外ししているのでこれも違うと思われます。
つまり、厚みが間違えているか、真っ直ぐ撞けていなか、の2択なわけです。
遠い球を真っ直ぐ撞けているか検証する
検証するにはこんな配置でいいと思います。
この配置で、上述した配置で使う加減(真ん中をちょっと弱め)で撞いて、手球スクラッチをさせることができればちゃんと真っ直ぐ撞けています。
的球が入ったけどスクラッチしなかったり、そもそも的球が入らないときは真っ直ぐ撞けていないというわけです。
もの凄くわかりやすい。
検証結果:真っ直ぐ撞けていませんでした
シュート率6割程度、スクラッチに至っては2割程度だったのでちっとも真っ直ぐ撞けていませんでした!
特に練習開始からしばらくはシュート率すら5割を切っており、練習の後半になって連続して入るようになってきたという感じでした。
そりゃ遠い球入らないわ。
シュート率が低い配置はまず真っ直ぐ撞けているかを確認する
過去にもシュート率が著しく低下したことがあり、その際に球聖位(防衛おめでとうございます!)に相談したことがあります。
詳細は上記リンク参照ですが、簡単に球聖位のご指摘の内容を書くとそもそも真っ直ぐ撞けているのかちゃんと確認した方がいいしセンターショットの成功率以上にシュートできることはないとのこと。
真っ直ぐ撞けているのか確認するときには撞きやすい加減、撞点で撞くのではなく、外してしまう加減、撞点で撞くことが大切です。
基礎練習であまり面白味がある練習ではないですが、個人的にはこういう練習は好きですし、できないと話にならないので頑張っていきます。