プレミア7は初心者も上級者もみんな楽しめる大会だった
(引用:PREMIER SEVEN vol.0-3 – プレミアセブン (PREMIER SEVEN) – ビリヤード ダブルスイベント )
ビリヤードを盛り上げたい!という精神の下開催されていると噂のプレミア7(Premier7)に参加してきました。
上も下もみんな楽しめるなんてそんなことあるの?と参加前は懐疑的でしたが、みんなびっくりするくらい笑顔ではしゃぎながらビリヤードしてたので、プレミア7ってユートピアなのかもしれません。
プレミア7はペアマッチのハンデ戦
ざっくりとした概要ですが、プレミア7はペアマッチで、JPAスキルレベル(以下SLと記載)を参考にしたハンデを振っています。
また、種目は土方プロ考案のカウント9という、残りが9番1球になったときを除き毎回手球フリーボールの9ボールです。
そういったゲームの性質上、初心者でもフリーボールからで全然楽しめるし上級者はシュート力ダシ力勝負の熱い戦いができるといった感じでした。
Kazueさんとペアを組みました
既にKazueさんのブログで公開されているのでご存知かもしれませんが、ビリヤード初心者女子でおなじみのKazueさんとペアを組みました。
大会の概要とか流れ、当日の我々についても丁寧にまとめられているので、先にKazueさんの記事を読んでみるといいんじゃないかな!
なんでペア組んだのかって点については、初心者の方が参加してみる大会として適してて、今後もビリヤードを続けるモチベーションになるんじゃないかなって思ったので勢いで誘った次第です。
自分が出たことないのに、ぶっぱで誘ったら大正解でホッとしてます。
試合の結果について
ベスト16でした!
110組中9位タイって我々頑張ったというか、Kazueさんが凄く凄かった。
僕はほら、中盤までシュート率100%とかはしゃいでたけど、毎回フリーボールだから、そりゃあ、ねぇ。
1戦目で試合の勝ち筋を掴む
事前にペアで練習とかはしていましたが、当日どういった流れで試合になるのかとかはさっぱりわかっておらず。
試合が始まって、即チームワークの大切さに気付きました。
ターンの開始時はフリーボールなのでまず1点は堅いです。
そこからランを伸ばしていくことが大事なわけですが、そこは自分ではなくペアの相手が撞くわけで。
中級者だとセオリーよりも好みってこともあって、この好みが噛み合わないとなかなかランが伸びません。
対戦相手の方はSL7とSL6のペアだったのでフリーボールからランされてもゴールはちょっと遠い。
一方こちらはSL7の僕とSL1のKazueさんなので相手と比べると10点くらいゴールが近いです。
僕がフリーボールを撞いてKazueさんが入れられるところにちゃんと出せれば2点、そこから根性で入れれば3点獲得チャンスがある。
3点のラン4回のうち1回でも9番が絡めば13点なので、これは最初の1球がまじで大事だなって確信しました。
Kazueさんが要所で覚醒する
最初の試合のしょっぱなで僕がいきなりダシミスして5番がサイド近くとはいえカットする球に。
これをKazueさんがズバッと決めて6番がどうにか入れられるところに出してくれるもんで、ナイスショットが過ぎる。
上下と強弱はアドバイスしてたとはいえ、ちゃんとやってくれたのがまじありがたかったです。
そんなこともあり、最後は残り1点でブレイクを撞くことになり、丁寧なブレイクショットで1点取って初戦を勝利しました。
僕がヘタると負ける
予選2戦目はSL9とSL1のコンビで、どっちのSL1が火を噴くか対決。
途中どちらのSL1も同じくらい頑張ってくれていたのですが、残り2点で回ってきたターンを僕が繋げて、ゲームボールをKazueさんがびしっと決めてくれて勝利。
僕が撞いた6番が穴幅ギリギリで入ってたのでちょっとやばかったですが、Kazueさんが震えながらもバチッと決めててすごい。
予選最終はSL7とSL5のコンビで、相手残り3点こちら残り3点の状況で僕のブレイク。
ブレイク後の残りがこんな感じ。
4番穴前だししばけば奇跡起きるかなって思ってKazueさんにお願いしたら1-4コンビを見事に決めて、この残り。
この1番を、外す僕。メンタル!!!
3点綺麗に取りきられて負けました。
Kazueさんの豪運にひれ伏す
予選2位だと抽選で本戦に上がるチャンスがあるのですが、この抽選、それもラスト1枠をKazueさんが引き当てるという。
すげーよKazueさん神すぎんだろまじあったけぇ。
本戦1戦目がとんでもない相手
本戦1戦目がSL8とSL7のコンビで、このSL8の方はこの後行われたシングルスでベスト4という。
いきなりマスワリ食らうスタートで、この時点でかなり心が折れていたのですが、自分の番ではやれることを淡々とやろうと腹括って撞いていました。
ルール上、外すと即フリーボールなのでセーフティができません。
なのでコンビしか狙うのがないみたいな状況の時はもうブレイクキューでひっぱたいていたのですが、これが上手くはまってフロックで合計2点ゲット。
対戦相手からしたら糞野郎だなって思われたかもしれないけど、そういうルールだから、ごめんなさい。
そんなこんなで相手残り2点、こっち残り1点という状況で相手ブレイク。
祈るしかない展開で、相手の方がブレイクスクラッチ。
そしてこっちの撞き番はKazueさん。
フリーボールとはいえ強豪相手のゲームボールで、これを決めてくれました!
ガチカズエだ!!!神すぎ!!!
試合が終わってから震えが止まらなくなりました。
こんなの10年ぶりくらいの感覚で、それが味わえるプレミア7まじ最高。
本戦2戦目で僕がへたって負け
2戦目はSL9とSL5のコンビだったか、SL9の方がシングルスで優勝してたやっぱり強いチーム。
なんか、凄い山に入ってたんだな。
この試合はここまで頑張れていた僕のイレダシもどうにも噛み合わないし、Kazueさんにギャンブルをお願いしたところでもやっぱり上手く回らず。
なんというか、前の試合でお互いに力使い果たした感がちょっとあり、何より僕がイレダシへたり過ぎで負けました。
この日一番のハードブレイクが出たのにノーインで、相手にも同情されたのがこの試合のハイライトだった気がします。
あと、シングルス優勝する人はやっぱ上手いよ。めちゃくちゃ上手かった。
大会全体の雰囲気や流れについて
ここからは参加して感じたプレミア7全体の雰囲気や流れについて。
9時から20時半までロサ会館にいました。
みんな笑顔
ビリヤードの大会でまずありえない現象だと思っていたのですが、参加者がみんな笑顔なんですよね。
これは凄い。みんな笑顔で、みんな楽しそう。
僕もすごく楽しくて、参加してみてよかったです。
予選は大忙し
各ブロック4or6チームのリーグ戦で、僕らのブロックは4チーム参加。
対戦する2チームと、スコア&タイム計測の1チーム、休憩の1チームという割り当てになるので、休憩チームにならない限り台から離れられません。
休憩といっても予選は各ブロック内で進行管理なので遠くに行くこともできないしいつ試合が終わるともわからないので、気の休まる暇はありませんでした。
予選と本戦の間で次々に突発するイベント
最初の開会式でこんなイベントやるよっていうのは公表されていたのですが、タイムスケジュールについてはわからず。
予選が終わって一息ついてたら1つまた1つと突発でイベントが始まり、よく言えば常に飽きないイベント進行でした。
逆に言うと、突発過ぎて都合が合わずに参加できないイベントが多かったので、せめて大まかなタイムスケジュールだけでも最初に知りたかったです。
イベントの参加人数の制限がきつい
突発イベントなので試合中とかに始まったりもして、試合中だとイベントが始まってることに気付けないことも。
どのイベントも先着10名までといった縛りがあって、気付いた時には受付終了となっていたのが結構切なかったです。
そもそもの人数が多いのでもう少しイベントで参加できる人数が多く設定されてたらいいなって思いました。
長丁場だしはしゃぐので体力必須
本戦2戦目が終わった時点で17時半前くらいで、予選中はタイム計測等でも座る場所がなくて立ちっぱなしだったこともあり、足の疲労が凄まじかったです。
また、真剣ガチンコ静かな対決じゃなくて仲間のナイスショットではしゃぎ倒す大会なのでもう体中疲労が凄い。
プレミア7の翌日が祝日だったこともあって10時間爆睡しちゃいました。
次回までに体力増強が課題だなと感じました。
感動のエンドロールについて
閉会式の最後に、エンドロールのスライドが流れるんですよ。
当日の様子を映した写真が一定の時間ごとに切り換わっていくスタイルのやつなのですが、これに我々映ってなかったっていうね。
んっ
次回はいよいよ特設会場
次回は4月28日はいよいよ特設会場で、しかも7フィート台での開催になるようです。
特設会場ってアマローテで経験ありますが、それだけでめちゃくちゃ楽しいんですよね。
次回はもっと上位になれるよう頑張りたいし、はしゃぎたい!
あとエンドロールに!映りたい!頑張ります