LINK西川口のマンスリーBC戦に参加しました
今年こそは試合で優勝したい!
そんな目標を立てたものの、年が明けてから出た試合は100人規模のBC戦か球聖位も参加するようなオープン戦ばかり。
これらの試合ではいくらなんでも優勝できるわけがないので普通の定期的に開催されているBC戦に出たいそこで戦ってみたいと願っていました。
しかし、土日に頻繁に家を空けるわけにも行かないし平日開催も都内だと終電が間に合わないしでどうにも噛み合わず。
試合に出たい気持ちばかりが昂ぶりおそらくBC戦出たい気持ち全一になったところで、ようやく都合がついてLINK西川口の第4金曜日に開催されるBC戦に参加できました。
試合に出るまでの気持ちの高まり
お店に行くまでテレビを見ていたのですが、ちょうど羽生結弦選手がピョンチャンで金メダルに至るまでの話をやっており、羽入選手は自分がいい結果を出した時にどういうことをコメントしていたかを分析した、という話が出てきました。
曰く、良い結果の未来を確定させるコメントをすることで自信が揺るがないようにするメンタルコントロールをしていた、とのことでした。
なるほどそれでそうなるものなのかと思い僕も実践してみました。
今週結局ハイカラスクエアに行けてないけど球に対する情熱があるみなぎってる!よーし!BC戦!勝つぞー!
— Fumy (@fmiyaaaa) 2018年5月25日
球神以来のBC戦!BC戦に出たい気持ち全一の自信を持って勝つぞー!
— Fumy (@fmiyaaaa) 2018年5月25日
BC戦出たい気持ち全一、勝つ気もまた全一になっている自信だけはありました。
技量については気にしない。
試合の結果
まさかのハプニングのおかげで成し遂げたぜ!!! pic.twitter.com/tSwd8VZcrq
— Fumy (@fmiyaaaa) 2018年5月25日
優勝しました!!!!!
人生初の一等賞です!超絶嬉しい!
この日は嬉しさで気持ち上がり過ぎて結局朝5時近くまで寝付けませんでした。
優勝を決めた最後の取りきり
最後の試合、下の配置でフリーボールが回ってきました。
4番を左サイドにストップ、5番はわずかな右振りになるので手球無回転で当てるようにしてわずかに手球を右に流す、7番が右振りになるから球なりの押しで2クッションで8番に振りをつける、8番は得意の真横に転がすショットで程よい加減にしてフットをちょっと越えたくらいのところに出す、で9番を入れて勝ちました。
まさかのハプニングについて
優勝に至るまでに本当に色々なことがありました。
ハプニングを制しての優勝だなって思っています。
最後の試合以外ゲームボールが全部フロックイン
予選は1戦目でスコ負けし、敗者側に回りました。
そこから敗者1戦目、敗者最終となる2戦目、ベスト8を決める3戦目のすべてでゲームボールがフロックインでした。
1戦目はこんな感じで、
2戦目はこんな感じ。
そして3戦目はやけくそ縦バンクが結果オーライ。
敗者側のお二方には申し訳ない気持ちが強いですが、これもまた9ボール。
我ながら9ボールって本当にクソだなって思います。
決勝戦はなんと不戦勝
17名参加で敗者1戦目の私の相手だけが勝者側2戦目が終了するまで決まらない組合せだったため、敗者1戦目が始まるまでにすごく時間がかかってしまいました。
スコ負けだったせいで1時間半待ったし、その間井上尚弥選手のKOシーン4回くらい見れたからね。
23時過ぎにようやく相手が決まったものの、敗者側を撞いているときはどうにも調子が上がらず毎試合ヒルヒルでグダグダ撞いてなんとか勝ちあがり。
準決勝まで休憩なしの4連戦、準決勝でやっとギアが上がり勝利しての決勝戦だったのですが、時間は既に26時。
お相手の方が「遅すぎるから帰る」と既に帰宅済みとのことで、なんと不戦勝で優勝でした。
そういや私がベスト8やってるときに向かいのテーブルで準決勝やってましたね。
仮に決勝戦をやった場合、県内でかなり有名でいくつものBC戦で出禁になってると噂の方がお相手だったので優勝できてなかった可能性が高かったように感じます。
でもまぁ、ここまで勝ち上がったのは事実だし、優勝は優勝じゃーい!
今回の試合の反省点
途中まで根本的に球が入らなくなったとかもあるのですが、記憶に残っているミスを列挙していきます。
逆引きで回そうとしたミス
下記のような配置。
これ、右下を撞けば9番と右長クッションの間を通していい感じにできるんじゃないか、と考えました。
このイメージで突撃したのですが、
引きやひねりが足らなかったのか薄く入ったのか、ちょっとわかっていないけどとにかくこういう悲しい結果に。
残ったカットを外してこのラックは取られました。
球なりの押しの挙動を理解していないミス
下記のような配置。
球なりの押し回転で4番を入れれば5番と9番の間を通るだろ、と思っていたのですが、
こういう危なっかしい結果になったし薄くなった5番を外すし。
なんか、この図だとこんなこと起こりそうもない気がするので、もう少し4番が短クッションから浮いていた気がします。
無理して振りを作ろうとしてミス
下記のような配置。
7番が左振りで8番に上手く出す自信がなかったので右振りにしたいな、と思いちょっと立てキューにして芯付近を撞いて2クッション目がサイドを越えるイメージで撞きました。
そしたら見事にスクラッチするっていうね。
この配置、7番左振りでも8番に出せるように練習しなければならない、と痛感しました。
BC戦の優勝って運の要素が強いと思う
組合せの運であったりフロックインであったり、フロックセーフティであったり。
今回、ベスト4まで残った誰よりも私は技量で劣っていたし、ベスト8まで範囲を広げてもやっぱり誰よりも技量が劣っていたはず。
それでも、なんか普通はありえない流れで優勝したわけですから、BC戦は運の要素が相当強いと思います。
ベスト8なんか3球取りきり2回とフリーボールからのコンビで穴前9番、最後はフロックですし、ベスト4も3球取りきり1回に2-9キャノン1回。
2-2で迎えた第5ラックだけ難しい9番をしっかり入れて取ったけど、最後は取りきれる配置がきたし配置の運もよかったのかな。
後は運だけ、というところまで技量が高まったのかもしれないし、それでも未熟な面が数多く露呈した今回の試合。
優勝した喜びがまだ残っていますが、また練習をして今度は実力でちゃんと決勝戦を戦って優勝したと言えるように頑張ります。
余談:ラックシートはちゃんと取ろうっていう話
ベスト8のヒルヒルで、相手が7番を外した際にラックシートに手球がぶつかって減速、ラックシートを乗り越えられなくて停止した結果9番にビタ付けになるセーフティを食らいました。
これでファールになってかなりブチ切れたのですが、ブレイク後であったり、最低限手球又は的球がラックシート近辺を通過し得る可能性があるショットを撞くときは事前にラックシートを取るべきなんじゃないでしょうか。
この時の相手、ラックシートで隠れてニヤニヤしてたので正直未だに腹立っているのですが、最終的にフロックで沈めたので天誅って感じが凄い。
こういったハプニングが再発しないことを願うばかりです。