フォーム修正の進捗(アドレスと右足の関係)
前回のフォーム解析レッスンを踏まえてフォームの修正を行っています。
主にボウラードをメインに練習することで、ある程度の緊張感がある中で、自分が簡単だと思っている球を撞く頻度を上げています。
先日、150点とフォーム変更前の最高値に近い値が出たので、ようやくちょっとは定着してきたかな、と考えています。
今のフォームについて
直近のフォーム解析レッスンに関する記事を読んでいただきたくと話がスムーズになります。
フォーム解析レッスンに行ってきました(4回目) - ビリログBtoA
今のフォームは、ちゃんとできた場合には後ろから見て下図のようになるフォームです。
(本当は右足をもう少し前向きにしたい。写真の3時の方向ではなく2時の方向くらいが理想です)
体重のかけ方については、右足の方が多めになるようにするのが理想だと思っています。
左:右で4:6くらいかな。
左足にかかりすぎると前のめりになってあまりよくない気がしています。
フォーム修正の練習方法
下記配置にし、狙う正面に姿見鏡を置いて練習しています。
(手球、的球ともに5ミリ程度クッションから浮いています)
構えた際に右肩が頭の後ろに隠れ、キューをちゃんと真っ直ぐ振れていればとりあえずOKかな、と。
アドレス時に顔が真っ直ぐ向いているかどうかもちゃんと見ています。
この練習、鏡があるので鏡から受け取る情報に基づき修正できてしまっている感もあります。
そういった感覚が強くなった際にはアドレスからフォームに移行する際に目をつぶってみたり、鏡ではなく的球に超集中してみたりして、アドレスからフォームに移行しきった際にちゃんとフォームが形成できてるかを確認しています。
もちろんちゃんと球が入ることが大切。
入らなければプレストロークまでは真っ直ぐ振れていてもストロークが真っ直ぐできていない、とわかります。
アドレスをどうするの問題
上記のフォーム、写真からも明らかですが両足がキューラインよりも左側にあります。
つまり、この状態で上体を起こすと、顔の位置がキューラインよりも左側に位置します。
つまり、足位置を始めに決めてからアドレスで厚みを見ようとすると、顔位置が左にずれているので厚みの正面に立つことができないわけです。
体の開きとかでどうにかできるか、と考えてみましたが足の位置を考えるに物理的に無理です。
どうするのよこれ。
赤狩山プロの動画で勉強
フォーム解析レッスンにおいてこのフォームを習った際に、西尾プロから
「カーリー(赤狩山プロ)はこのようなフォーム」
と教えてもらっていたので、赤狩山プロの動画を色々見てみました。
アドレス~フォーム移行時に右足を動かす
動画開始16~18秒くらいのところがわかりやすいですが、アドレス時は顔をキューライン上に設置できる位置に右足をセットしています。
そして、アドレスからフォームに移行する際に右足を左足側に動かすことで、フォーム形成時にはキューラインよりも両足が左側に位置することができる、といった具合でした。
そういえば栗林プロも構えるときに右足を左にどかすフォームですよね。
ビリヤード動画:栗林達プロが5-10ジャパンで5連チャンマスワリ!! - youtube より
右足の動かし方の検証
動かすぞ!ということがわかりましたが、どうやってどのタイミングで動かすべきなのかについてがなかなか難しく。
いくつか検証してみました。
右足を動かしてから体を傾けた場合
一時的に顔がキューラインからずれてしまい、厚みの意識に断絶が発生したためあまりいい感じではなかったです。
ただ、体としては結構楽。
楽なだけに気を抜くとこうやりがち、そしてシュートミスするといった具合なので気を付けたいところ。
上体の傾けを行った後に右足を動かす
上記とは逆に上体を優先した場合ですが、傾け終わってから足をずらすとなんだか色々ずれたような感覚に襲われてあまり好ましくなかったです。
実際あまりずれていないんでしょうけども。
上体の傾けと右足の移動を同時にやる
結局これがベターだという結論に。
動画のお二方も同時にやっていますしね。
この方法だと厚みを意識しながら右足もずらさなきゃなので意識配分がちょっと大変です。
個人的には、右足をずらす量についてはがっつり反復練習して頭や意識を使わずに自然にできるようにならなきゃかな、と思う次第です。
右足移動のコツ
やるタイミングがわかったので次はやり方の検証です。
何せ初めてやるフォームなので、色々わからないことばかりでした。
右足を意識しすぎると体の向きが傾く
右足を動かさなきゃですが、右足ばかりを意識していると狙っていたキューラインからずれた方向に構えてしまうことがしばしば。
大事なのは左足を固定、左ひざを曲げてから右足をおまけ程度に動かす感覚。
右足の移動量が少なくて済むときは左足の位置が内側過ぎ
ちゃんと構えられているときは結構右足を動かします。
足1つ分、25センチ程度は動かすのが理想なわけです。
この距離って実際にやってみるとそれなりに距離がある体感です。
右足と左足の位置関係については割とすぐに体で覚えられますが、右足の移動量が少ないにも関わらず体で覚えた位置関係になっているときは、左足がキューラインに近すぎになっているようです。
こうなると構えた時にキューが真っ直ぐでないです。
その昔、マスターに「調子が悪いときは大体左足が内側過ぎ」と指摘されたことを思い出しました。
右足はインサイドを平行移動させるイメージ
これは私が極度のがに股だからなのかもしれませんが、何も考えずに踵から動かすと右足の向きが3時の方向になってしまいます。
アドレス時にちゃんと2時の方向を向け、そこからインサイドを維持しながら動かすイメージにすると丁度良かったです。
フォーム修正まとめ
まだまだ色々と安定していないですが、ちゃんとできているときはちゃんと振れている感じがあり、そのように感じる瞬間が増えてきているので今のところいい感じです。
これに関しては考えつつも量をこなすしかないと思っているので、引き続きがんがん撞きこんで固めていきます。
余談ですが、4スタンス理論について感銘を受けた際に、栗林プロとタイプが同じらしいと知り上記動画を見ていたのですが、右足移動を見てびっくりしたし、ちょっとやってみたらめちゃくちゃになったしで、当時は右足移動を諦めていました。
今は、少しずつできるようになってきているので、数をこなせばできるようになってくるということが嬉しく感じます。