ファッキン骨折日記12 ~病院の調べ~
リハビリやら診療やらの話だよ!
診察の1コマ
基本的に先生の診察は、
・骨の状態のすごくざっくりとした説明
・次回の予約
・「何か聞きたいことありますか?」
の3本立てです。
すごくざっくりとした説明、というのは、例えば直近の診察のような
先「このレントゲン見るとだいぶ白っぽくなってるから大丈夫大丈夫」
といった具合のものです。どの部分を指しているのか、とかそういう細かいことを気にしてはいけません。
先生が大丈夫って言ってるんだから大丈夫なんです。
今回は診察前から気になることがありました。
現在、私の左手には長さ5センチくらいのプレートが入っています。
そのワイヤーを入れるために切った傷口は2センチ程度の長さです。
物理的におかしいんです。
私「プレートは5センチくらいありますが、切ったの2センチくらいで、どうやって入れたんですか?」
先「それは、上手くやったんです」
私「はあ」
先「他に聞きたいことはありますか?」
なんで濁すの?
自転車解禁
私「自転車ってまだ駄目ですか?」
先「握力が15キロまでいってなければ厳しいかな」
私「前回のリハビリで15キロ出ました」
先「あ、なら乗っていいよ」
私「やったぜ」
先「でも落ちないでね。今度落ちるとプレートの根元から骨が折れて大変なことになるから」
別に毎度毎度落っこちてるわけじゃないですよ先生。
しかし、これにてバス通勤から解放されました!
早速今日自転車に乗ったのですが、汗がやばいしポケモンGOは移動距離がカウントされないしで、文明に慣れた今色々思うところはあります。
リハビリと握力
Fumyは右手の握力を測った!
握力は25キロだった!
30キロから落ちてるやないか。
Fumyは左手の握力を測った!
握力は15キロだった!
理学療法士「あと10キロですね!」
ゴールまでの距離が近すぎるだろ。
まさかの大けが
私「曲げるとやっぱり痛いですね」
理「この痛みは靭帯の損傷によるところなんですよ」
私「はあ」
理「で、脱臼してます」
な、なんだってー!
お茶目さん
理「あ、や、脱臼っていうか、靭帯が伸びちゃってるからどうしてもゆるくなっちゃっててで、脱臼しやすいといった感じで」
私「このままで大丈夫?」
理「このままで大丈夫!」
大丈夫ならよかった。もー。
リハビリと指力
握力ではなく指の筋力(指力?)を測りました。
左手は各指4キロ、右手は各指6キロ。
この数値が高いのか低いのか、統計がないからわからないらしいのですが、絶対に低いと思う。
SASUKEのクリフハンガーとか絶対無理だし。
私「指力はどうやれば強くなりますか?」
理「指を丸めた状態で、指を外側に伸ばそうとしながら反対の手で押し返してください」
私「これをやり続ければクリフハンガーも余裕?」
理「無理です」
クリフハンガー対策会議
私「あれはどうすれば?」
理「指でぶらさがるのを継続してやるしかないです」
身もふたもない!
ちなみに、あれをやりまくってると指がものすごく腱鞘炎になりやすい、指先を曲げた形で固定しちゃう可能性が高い、とのこと。
SASUKEに出るっていうことは、そういうことなんですね。
次回予告
今月中には完治するとのことだけど、この手首の痛みが本当に今月中に消えるのか。
そしてクリフハンガーに挑む体を構築できるのか。
この指で、未来を、人生を掴めるのか。
次回、SASUKEオールスターズへの道が開かれる!括目せよ!
球撞きてー。
ゴリラへの憧憬1 ~ゴリラへの永遠の憧れ~
序章:ゴリラ、ポニョ、私、ビリヤード、日本
ゴリラワナビーです。
いきなりなんのこっちゃわからないカタカナの塊だな、と思った方もいらっしゃると思うので、ゴリラワナビーっていうのが何なのかは下記の真顔日記を読んでください。
私も平均体重を下回りマッチョから最も遠いなんとも貧相な体をしています。
年相応に腹だけが弛んでおり、ポニョなどと呼ばれておりまったくもってよろしくない。
文字だけで、貧相だ、と書いてもどんなものか想像できないとは思うのでポニョがポニョたる所以を書く。
先日のリハビリでのこと、折ったのが左手首の骨だった関係で握力の低下具合の確認のために、健康である右手との比較、といったことをやるわけです。
右手の握力の測定なんてものは、かれこれ10年単位で行っておらず、久々の測定にドキドキと心を粟立たせながら全力、本気(マジ)で握ったのです。
その結果が、握力30キロ。
何やら大台に乗ってるしなんだ結構なマッチョさんだったんじゃないかこれ、とにわかに喜んでいたのですが、インターネットで調べてみたところ同世代の平均握力は50キロなんだとか。
こんにちは、ポニョです。
ちなみに、ゴリラがマジになると握力1トンとからしく、ゴリラの30分の1のパワーで、日本を生きています。
このブログはビリヤードのブログで、ビリヤード界には「筋肉不要論」がはびこっています。
曰く、最低限の筋肉があればそれ以上のものは無駄だ、とか、ブレイク激強の土方プロなんてガリガリじゃないか、とか。
しかし、筋肉がないことを正当化しないで、今一度考えてほしい。
ビリヤードだって運動だし、肉体を動かして物体と物体とを衝突させている。
特に、ブレイクなんていかに速くキューを振るかっていうことも大切なわけで、速く振るためには肉体を速く動かさなきゃで、その肉体を動かすのは、筋肉です。
もし私(ブレイクのmaxスピードは37キロ)が一人前のゴリラであれば30倍のパワーでブレイクできるから、時速1000キロ突破も夢じゃないわけです。
時速1000キロで手球が的球にぶつかる。
ビリヤード場中に響き渡る樹脂の激しい衝突音、唐突な爆音に喧噪がやむ店内、手球が通った道筋は摩擦熱によって白煙を上げ、強烈な衝突によって砕け散る手球と的球。ブレイクキューも木端微塵となっている中、1人満足げに残身をとる私(ゴリラ)。
出禁です。
個人的には、筋肉量ももちろん大事だけど、それ以上に筋肉の使い方、いわゆる神経系といった要素がビリヤードには大切なのではないか、と思っています。
筋肉のバネとか言われるやつです。
ブログタイトルにしちゃうくらいハードブレイカーだったよーへいさん(当ブログからもリンクを張っているハードブレイクとビリヤードとの管理人)とか、確かに細身だけど、デコピンの威力が半端なかったので、筋肉のバネ性が大事なんだろうな、と思うわけです。
私は、ゴリラワナビーです。
できるなら、筋肉を完璧に使いこなすゴリラ、そう、パーフェクトゴリラになりたい。
GO! RI! LLA! GORILLA! GO! RI! LLA! GORILLA! GO! RI! LLA! GORILLA!
I'm a perfect GORILLA!
とか言ってエンタの神様に彗星のごとく現れて芸能界に爪痕を残す、そんなゴリラになっていきたい。
今はまだポニョだし、過去何回かこの手のことをWEB上で書いてことごとく3日坊主になっていますが、今度こそポニョからゴリラに進化していきたい。
小さなことから1歩ずつ。まずは、ウホウホ言っていこうじゃないか。ウホッ。
今後の方針
なんでこんな日記書いてるのかっていうと、本当は初動負荷理論を取り上げていきたい、と考えていたのですが、手首が治らないとどうにもならないんですよね。
今月末には完治の予定なので、その後、ちょっと諸々が落ち着いてからどうにか初動負荷理論に触れられないかな、と考えています。
それまでは自重による筋トレとプライオメトリックトレーニング辺りでお茶を濁します。
球代削ってジム通い、となる可能性が高いのですが、自分の置かれている状況上ビリヤードの技術力を上げるのが今は困難だ、と実感したこともあり球熱がちょっと低下気味です。
将来ビリヤードの技術力を上げることができる状況になった際に体力、筋力が足を引っ張らないようにしておきたいので、ジム通いを目指します。
練習会に参加した
鈴木さんちの球日記の鈴木さん主催の練習会に参加しました。
6時間がっつり球三昧。
お相手して頂いた皆様、ありがとうございました!
色々勉強になりました!
本日の練習会の内容
SA級を含むA級は9ボール3ラック、B級は9ボール2ラック先取で勝利となる総当たり戦でした。
途中から時間が押してきた関係で1ラックダウンになったので、B級の私は1先でよくなるという展開。
勝敗については、圧倒的負け越しでした。
手首が原因での負け、というのはなかったです。
技術的な失敗
フリーボールからの取り出しで失敗してしまったことが多かったです。
特に覚えているのが2配置。
1つ目はこれ。
(もちろん4番以降もありました)
4番はサイドに取るといい感じで、厚み半分でサイドに寄るってことはひねっておけばサイドを越えていい感じになるはず、と思いました。
確かにサイドは越えたけど、そういうことじゃない。
引きだったのか、厚みで合せていくべきだったのか。
もう1配置がこれ。
7番の位置が雑なのでこれで合っているか定かではないのですが、5番を右振りに取りたい、と思った配置でした。
5番を右振りで取るためには、割と引きやひねりで転がさなきゃだな、と思ったのですが、
そういったラインのイメージがちっとも合っておらず、結果左振りに。
これはこれでしっかり引けばリカバリーできそうだったのですが、色々とあってシュートミスになってしましました。
メンタル的ミス
組み立てもぼちぼちできていたり、難所を偶然越えちゃったりしたり、といい時はいい感じだったのですが、ここで出来上がってくれたんだからこれは勝ってしまいますな、と途中で思ってしまった際に必ず外してしまっていました。
気が露骨に緩んでしまったのだと思う。
前回の記事では逃げたい気持ちになって盲目的になってしまうメンタルのミスがありましたが、今回はまだ終わっていないのにうぬぼれてしまうメンタルのミスに気付きました。
このミス、前にも9番入れる前だったのにそういうメンタルになって、スコ勝ち寸前の9番飛ばしてそこから捲られたりとかしてるんだから、いくら対人戦が1ヶ月以上ぶりとはいえ学んだことを忘れているのはとてもよくない。
改めて反省しました。
練習会総括
色々な方と撞いて、簡単な配置を簡単にしっかり取りきるのは凄いなと思ったり、撞点のコントロールの大事さを感じたり。
また、今後の練習としてイレの反復練習の大切さを教わったので、イレ練習も大事にしていきます。
まずは、入れられると思っているのに外してしまった球を練習に加えていきたい。
個人的には、楽しく撞いただけでなく、キュー先を震えさせながら懸命に撞いてどうにか撞ききったりもできたので、とても有意義でした。
次回は手首を治しきってのびのびとプレイしたい!
改めて、本日はありがとうございました!
特に幹事の鈴木さん、素敵な機会を設けていただきありがとうございました!
二次会について
素面で散々めちゃくちゃ言ってる私らしき人が居たかもしれませんが、あれは私ではなく私の化身です。
あと、終バスについてですが、土日はめちゃくちゃ早い時間に無くなっていることを忘れていました。
駅には間に合ったのにタクシーフィニッシュでした。
その他
色々な事情で球の頻度が落ちそうではあるのですが、球のシチュエーションを文字だけで伝える練習を兼ねた記事の更新をすることでブログ自体はちゃんと継続しようかな、と思っています。
配置をどうやって表現したものか、正確性を期すると特許的表現になって読みにくいこと請け合いだよな、とまだ整理できていないので、書いてみたり本を読んでみたりしながら頑張ってみます。
コンディション調整
明日、鈴木さん主催の練習会に参加するので、ホームにて結構な時間練習しました。
センターショット前半
いつもの9連続成功するまでやるあれ。
このときは、ちょっと立ち位置が近くなりすぎているのなぁとかそういった感想くらいしかなく。
結果はいつも通りな感じでした。
シュート練習
前回記事にしたこの配置をシュート練習しました。
自分のキューだと立てキュー気味でもそこまでどそっぽにならなかったので、前回酷かったのは芝キューだったからっぽい。
一度厚みを捉えてからはサクサク入れられました。
ただ、一度厚みを捉えるまで何球か外していたので、やはり厚みを捉えるのが上手くいってないのがあまりよろしくない。
あと、上図7番が右振りになった時のシュート率がかなり悪かったので、これも厚みが捉えられていないみたい。
フォーム修正祭り
うちのホームは、台数の多い大部屋(喫煙)と、隔離された小部屋(禁煙)と、の2部屋を有しています。
丁度イレ練習を終えた辺りで隔離部屋の電気が消え、部屋と部屋とを分け隔てるガラスが鏡として機能し始めました。
こんなチャンス早々ない!と鏡と下記配置を使ってフォームを色々確認してみました。
イメージボールに対して構えた際に鏡の正面に立てる配置。
この配置にしてみてわかったのは
・最初の立ち位置が左にずれている
・撞く際の肘が外に落ちると左にずれる
・撞く際に右足の緊張が解けると体が動いちゃう
最初2つはずっと続いている悪癖です。
最後のは今日初めて気づきました。
ちょっと立ち方をずらしてみたり、色々直してみることができたので鏡って本当に偉大。
センターショット後半
普段撞くときに構えを鏡で見ながら撞けるわけがないので、修正したフォームをセンターショットで確認してみました。
この時に感じたのは
・前じゃなくて下に体を落とすといい感じ
・右足を外に置きすぎると脚がずだーんと広がっちゃって変な感じだし結果もよくない
・顔を上げてちゃんと前を見るべき
・胸が反らないように気を付けるべき
といった感じ。
ボウラードチャレンジ
直したフォームで早速ボウラードをしてみました。
6フレームまでに73点取れてたのに、そこから9フレーム終了時点で6点しか取れず。
集中力が切れる、というのを体感しました。
一度入らなくなってから、絶対にこの厚みで合ってるって思えてから撞こう、と意識してみたのですが、割と簡単に「この厚みだ!」と思えて自信持って撞いたのに外す、といった状態に陥りました。
雑で盲目的になっていたんだと思います。
メンタルの運び方、というものについてあまりよくわかっていなかったのですが、こういう思考法になる時っていうのが良くないメンタルの時なんだろうなと気付けました。
練習終了
色々やって体力の限界になったのでここで練習を終了しました。
明日は手首や体力がもつのかどうか曖昧ですが、1ヶ月以上ぶりに人と撞けるので楽しく頑張ろうと思います。
よろしくお願いします!
余談
ビリヤードの日記になると骨折日記と違って小ボケの類が皆無になってなんだかなぁ、と我がことながら気にしているのですが、1人で黙々と練習してる、つまりPDCAサイクルを回している際の記録なんだからボケ的要素が発生するわけないんですよね。
そんな中でどうしたものかと考えると、記録のニュアンスが強すぎるのが読み物としてよくないのかもしれない。
面白とかはどっちでもいいんだけど、一人称視点でもう少し叙情的に書けないものかな、と、読者登録しているブログを読んでみんな上手い文章を書くなぁと思い引用スターを付けるたびに自省しています。
本業(特許屋)っぽく書くといよいよもってアレだしちょっと思うところがあるので、書き方の模索をしてみます。
あと、まだリハビリしてるんで骨折日記もたまには書きます。
もともと、私の文章デビュー(15年前)はああいう文体なのであれはあれで書いてて楽しかったりします。
復帰後初マスワリ
出先でちょっと空き時間ができたため、40分ほど芝キューで転がしました。
ビリヤードのいいところは、都内ターミナル駅付近ならこういうちょっとした空き時間を楽しくつぶすことができるところだと思います。
センターショット
時間がなかったし芝キューだし、ということで9連続ではなく9球入れるまでやりました。
途中2連続で外したりしましたが、成功率は7割程度か。
左手の痛みはなかったのでやはりオープンブリッジなら問題ない模様。
ブレイク
先日はあまりにビビって右手も力が抜けていたのですが、この日は右手は頑張って、左手には負荷をかけずに、といった感じで強めにいってみました。
撞いた後キュー先が上がる上がる。
多分、時速25キロ前後は出せてたと思うので、ブレイクキューを使えばもう2キロくらい加算できるかな。
レールブリッジの時に左手が少し痛みますが、ブレイク自体はちょっとましになりました。
マスワリ、出ちった
最後の1ラックと思いブレイクしたら、4個インするし取り出しあるしっていう下記のような配置に。
なお、撞いてた時は3個インだと思っていた模様。
3番球なりに行けば5番かわして4番サイドに行けるだろう、というかそこ意外だと4番厳しすぎるからここの加減とイレ命だな。
無事イメージ通りにできました。
4番はサイドに行きつつほぼ真横に転がして短クッションから戻してくればいいかな。
薄めぎりぎりだけどなんとか入りました。
このショットのとき、ダシの撞点、加減に意識が強く傾いててなんかイレでやらかすイメージが強く、現に薄めぎりぎりになってしまっていたのでやはり何か問題があったようです。
ダシで信じきれなかったからイレに意識が集中しなかったのかな。
5番はサイドから下1ポイントのところにクッション入れればいい感じになりそう。
無事成功。
後は穴振りを厚めにして押して長クッションに入れれば 9番理想的になるはず。
押し過ぎ!
イメージとはずれたけどここで一呼吸入れてちゃんと9番を仕留めました。
無事マスワリできたけど、 キュー切れを使うところもなく、弾いたりなんなりをするところもなく、ひねりすら使うところもなかったので、ブレイクの後の配置が良ければそこまでテクニックを使わなくてもサクッと出るもんなんだなぁと思いました。
運ゲーだなとも思いますが、簡単な配置を簡単に取りきることも大事。
次回の課題
この日、下記のような配置の球がまったく入りませんでした。
手球を近づけたら入ったので厚みは見えているみたいなのですが、この距離だとどうにもならず。
キューを立て気味になる関係とかあるんだろうか。
次に撞くときに練習してみます。
40分だけでしたが、マスワリでたしブレイクもちょっと方向性が見えたしで充実の時間でした。