長クッションからラインで出す
前回の記事に引き続き、ローテーションのファール時に獲得できる権利である手球&的球センター(手セン)の際におけるバリエーションを増やすための練習です。
手センのバリエーションだけじゃなく、入れて、出して、の基本についても練習できるし、手セン自体は59でも使うものなので、ローテーションをやらない方にもオススメな練習です。
練習のルール
前回の記事を参照していただければ。
ざっくり書けば、取り出しの的球はセンター、手球はブレイクエリア内から、15番を入れたらブレイクエリアに手球を戻す(いわゆる2ダシ)っていうルールです。
今回の配置
12番の位置によって手センからの出し方が決まるので、配置時に12番の位置を予めざっくりと決めています。
今回は、ストップだと15番が絡んで嫌な感じだから長クッションに入れてラインで出したくなる配置にしてみました。
取り方の脳内組み立て
12番が厚い左振りだと面倒だからそれなりに振りを付けたい。
こんな感じ。
12番から13番は2クッション目が左サイドをぎり越えるところに落としたい。
13番から14番はセンター付近まで戻して振りを付けつつ撞き辛にならないように。
(この図だけ球の配置がずれていますが、図面抜けに気付いて後から作成したためです。他図の配置が正解です。ご了承ください)
14番から15番は長、長で振りがつくように。
これで15番は2ダシ余裕、のはず。
やってみた結果
渋台でやったってこともあるんだけど、全然成功しなかった!
30分以上やってたんだけど、最後球1個分転がり足らずで2ダシできなかった、というところで練習終了でした。
圧倒的にシュートミス頻発だったので、台の渋さが変わればまた違うのかもしれないけど、台がー台がーじゃなくてちゃんとシュート力を鍛えないといけない。
11番のイレ時に引きが抜けすぎる
11番に対しては引け残りOK最悪無回転くらいで当てたいところですが、イレに集中し過ぎるあまり押し回転で当たってしまうことがしばしばありました。
こうなっちゃうと12番が辛すぎ。
無回転でもいい、というときは「押しになってもいいけど無回転でもいい」なのか、「引きになってもいいけど無回転でもいい」なのか、しっかり考えて最悪を防ぐようにしなければ。
12番のダシが結構シビア
サイドをちょっと越えたところに落としたい、という点について、色々とシビアでした。
サイドを越せずにスクラッチが発生したり、
スクラッチを意識しすぎて13番が薄くなりすぎたり、
諸々ビビって転がり足らずになったり。
色々と試してみたのですが、ひねりで調整するのではなく、押しの弾け具合で調整するのがよさそう、と感じました。
順をひねると薄すぎになりやすかったし、左長クッションにもちゃんと入れるイメージだと押しの弾け具合的に丁度サイドを回避できることが多かったです。
左長クッションにぎりぎり届く程度だと弾けたらずでスクラッチでした。
13番のイレが苦手
思い通りのところに出た時も外しまくったので、13番の位置にある右振りの球が非常に苦手なようです。
なんか厚みが見えないんだよな。
利き目とかそういう問題なのかもしれないけど、そうじゃなくて撞く数が少なかったり雑だったりするだけのように感じているので、量でカバーしたい。
14番は厚み次第
めちゃくちゃ厚くなったときは引きでカバーできました。
ただ、引き加減のコントロールが難しく、15番が厚くなりすぎて2ダシできずってなることしばしば。
薄いなら薄いでバタバタで出せました。
これはこれでかなりひねるので14番のイレが厳しい。
やはりイメージしたところに出して15番を右下コーナーに取りたい。
シュート力不足が目に余る
取り出し、13番、と2箇所でシュートミスが多発していたので、そもそものシュート力についてどうにかしないといけないな、と感じる練習でした。
取り出しとか、一番好きな撞点、加減なだけにそれで外しまくるっていうのがかなり笑えない。
そもそも厚みを見る段階で間違えている可能性が高いので、今一度基礎に立ち返ってイメージボールを置いて確認してみます。
サイドから1ポイント以内に落とせると強い
今回の配置でも12番から13番に出すときに使っていますが、結構いろんな配置でサイドから1ポイント以内のクッションに手球を落とせるようになると強いよな、と感じています。
いずれ、これに特化した練習をしてみたい。
現状は1クッション目すらおぼろげにしか見えない酷いダシ脳なのですが、ゆくゆくは2クッション目で狙えるようになりたいものです。