ビリログBtoA

球を撞いた記録と日々思うことと。ビリヤードがメインのブログです。

ひねりを使うときの厚みを見るコツ

ASKT!パート1!

朝活を始めてぼちぼち1ヶ月経つのですが、球を中断する前の状態に大分近づいてきました。

1回の練習時間は短いですが、1週間の中で撞く回数をそれなりに確保できていることが、体の感覚を養う上でいいみたいです。

週1で1回3時間撞くより、週3で1回1時間撞く方が上手くなる、という昔からよく言われている話は、事実だったようです。

 

今週は、気付いたことが大きいところで2つ、ほかにもいくつかあったので、まずはそのことを記事にします。

練習の記録は次回更新予定です。

 

 

 

ひねりを使うときの厚みを見るコツ 

ビリヤードにおいてダシの幅を広げるのに必要で、手球の中心から横方向にずれた個所を撞く技術である「ひねり」。

今まで、ひねる球の時ってキューが中心から左又は右にずれていることから、どこに頭を乗せてどこを見て撞けばいいのかあまりわかっていませんでした。

なんとなく、キューの上に頭を乗せていたのですが、そうすると厚みの見え方が普通に撞くときとは大きく変わってしまうんですね。

それもあって、ひねる球の厚みを1つ1つ覚えるようにしていたのですが、撞く際の厚みや配置なんて無限にバリエーションがあるので、当たり前ですがイレの精度がなかなか上がらず。

 

どうしたものかと思い悩んでいたのですが、キュー切れ練習の順引きで撞く練習の際に気付きました。

 

・アドレス時にひねらずに撞く際と同じ厚みを見る

・頭の位置は手球の中心に固定

・キューだけ撞きたい撞点に平行にずらす

・もともと狙っていた厚みに向かって撞く

 

これにより、イレの精度がぐっと上がりました。

キューの性能と撞き方とにも依存しているとは思うのですが、まぁ入る入る。

 

歴10年越えるのに今日まで気付かなかったことに色々思うところがあるのですが、ひねりの厚みの見方についてはずっと独学だったので、1人でやってるとこういうことになるようです。

今回は自分で気付けましたが、困ったときはわかってる人に聞いてみる、これ大事。

 

センターショットで気付くフォーム作りのコツ

相も変わらずセンターショットでフォームを固めているのですが、ここのところちょっとずれが激しくなっていました。

 

私の場合、足の位置を全体的に左にずらし、体の開き加減を閉じる方向に修正するのが基本線なのですが、これらを行ってる理由って右肩がシュートラインに乗っていないからなんですね。

右肩がシュートラインより外に位置していることで、肘がシュートラインに乗らず、ストロークが真っ直ぐじゃない。

 

足位置は修正できたっぽいので、体の開き具合とリンクしている右肩については、アドレス時でシュートラインに乗せ、構えるときもシュートライン上に右肩がくるように意識にしたらいいんじゃないか?

当たり前のような気付きですが、これに気付いたことで真っ直ぐ振れる率が一気に上がりました。

9連続達成まで15分くらいかかっていたのがノーミスでセンターショット9連続成功する程度の成功率のアップ。

 

そんなこんなで、構えるときは下記のようなことを意識することが、センターショットのコツ、というかちゃんと真っ直ぐ振れるフォームを作るコツなんだと思われます。

 

・アドレス時から頭、右肩がシュートラインに乗るようにする

・頭は真っ直ぐ下げる、右肩もずらさない意識

・みぞおち、左足を使って力まずに柔らかく体を下げる

・左足を曲げるけども前重心にならないように

・胸が鳩胸になってるような突っ張る感覚があったら上体が力んでいるから構え直し推奨

 

真っ直ぐ振って、撞いた瞬間にキューに振動を感じて、手球が的球に当たった瞬間にビタって止まるとセンターショットはめちゃくちゃ気持ちいいです。

 

ダシにおける自分の失敗の傾向

先日、ローテーションをやらせていただき、結果2勝1敗とホクホク気分だったのですが、その中で考え方を誤ってミスったな、と思ったのが2つありました。

 

失敗事例1:90°分離の読み違い

まずは配置を見てもらいたい。

 

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ローテーションなので15番を取った後はヘッドエリアに手球を戻す必要があるため、15番はサイドに右振りにしたいところ。

 

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14番をこういったイメージで取りたいなと考え、 芯付近の撞点で手球が14番に当たるときには前回転になるような球のイメージで撞きました。

 

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結果はこのありさま。

もうちょっと押しを効かせてよかったので、そもそもの撞点がミスってました。 

 

失敗事例2:前に転がり過ぎ

次の配置はこれ。

 

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あんまり引けて15番が左振りとかいやだなぁ、と思い、やはり芯付近の撞点で撞きました。

 

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これが理想だったのですが、

 

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こんな結果に。

 

事例2つに共通すること

撞き方の問題のようにも思いますが、根本的に「ちょっとだけ押し回転をかける」ことが上手くできていない、ということに気付きました。

これが苦手だから引きを多用するプレイヤーになっているようにも思うのですが、これって苦手って言ってられない技術です。

ちょっと気を引き締めて練習してみます。

 

まとめ

ローテーションの結果が勝ち越しだったのは、相手の方が途中で崩れたというのもあるのですが、ちょいちょい継続した取りきりができたからというのもあります。

特に、練習してたことを上手く生かすことができたり、キレやブレイクもいい感じにはまっていたので、最近やっている練習の方向性はあっているな、と確信が持てました。

いずれ訪れるだろう戦いのために、引き続き牙を磨き続けます。