ビリログBtoA

球を撞いた記録と日々思うことと。ビリヤードがメインのブログです。

ビリヤードリハビリ

左手首が「痛い?無理しないで!」っていうフェーズから「痛い?うるせぇ甘えんな!動かせ!」っていうフェーズに移行したので、ホームにて球を撞いてきました。

 

約4週間ぶりの第1球

前回に比べると異次元感はなかったです。

ただ、振りのある球があまり入らず。

 

センターショット

しばらくはお遊びの球しか撞かないだろうし、9連続じゃなくて9個入れるまでにしよう、と始めたら9連続達成。

前回の再開時といい再開ブーストなの?

 

8年ぶりの方との相撞き

8年前に別のお店で一緒だった方に誘われて5先で相撞きしました。

結果は1L-5で、お相手の方はこの8年の間に確実に上手くなっていってるのにこちらときたら腕上がってないし手首痛いしで悲しいなぁ。

 

唯一頑張れたのはこの配置。

 

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逆押しも順引きも無理だと確信して、下記のようなショットを思い出しました。

 

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これを成功させられたのが唯一の良かったところ。

 

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その後のこれを外すんだからどうしようもない。

 

撞いていて、スタンダードブリッジを組むのがやはり一番しんどかった(親指の付け根付近に激痛が走る)です。

で、そういった事情があるにせよ、一番ひどいと思ったのがこれ。

 

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しっかり引きを利かせつつショットスピードは落としつつといったこれ。

これでイレが覚束ないんだからもうどうにもならん。

 

5先の後流しでやって、1-2でした。

このときは、なんかもう吹っ切れて撞いてみたら多少マシになったのですが、それでも難しいショットはまず上手くいかなかったのでなんともはや。

 

ブレイク練習

この日の目的であったフルブレイクを最後30分ほどやってみました。

やっててわかったのですが、あまり手首に負担がかかっていないようで、ショット時に激痛が走ることはなかったです。

 

ただ、ブランク2ヶ月の結果、色々ぶっ壊れていました。

テイクバック時に左踵上げるとか、肩始動だけど肘を意識して曲げるとか、赤べこにならないように撞くときは1番を見るだとか、そういった要素を全部忘れてしまっていました。

最終的に32キロちょいは出てそうな感じまで戻せたので、これに関してはよかったかも。

 

今後の球生活について

しばらくは、週1かそれ以下の頻度になりそうなこともあって、苦手配置を練習しようとか、外した球を練習しようとか、っていう感情が湧かなくなっていたので完全に遊びでしかないようです。

ブレイクだけ頑張ってみます。

 

スタンダードブリッジがあまりにきつかったので、リハビリ時にスタンダードブリッジを意識してみようかな。

あと、アドレス練習は再開した方がよさそうだからそれもやろう。

正直、痛みがあったりできてたことができなくなっていたりで、撞いていて気持ちよくなかったのも事実なのですが、のんびり、マイペースにやっていきます。

 

余談

このブログを読んでくださっている何名かの方から骨折日記の1話目がやばすぎって感想をもらいました。

 

billiardblog.hatenablog.jp

 

改めて読んだのですが、あれ脚色殆どしていないことを思い出すに、あの病院やっぱ酷いわ。

 

実はあの1ヶ月後、労災の書類(日記当時の通院の証明)を書いてもらおうと件の病院に行ったのですが、受付で書類渡してお願いしたら

受付「今日診察しないと書けません」

と言われました。

 

私「なんで?」

受「院長からそういう指示が」

私「いや、先月通院したことの証明を記載していただきたいのに、なんで今日診察必要なの?なんで?」

受「・・・院長に聞いてきます」

 

・・・

 

受「院長に確認したところ、今日は診察大丈夫です。出来上がりましたら連絡差し上げますね」

 

とかいうやり取りやってました。

あの院長、そもそもの治療内容覚えてなくて確認したかったんじゃなかろうか。

一瞬頭の電源が落ちたわ。

 

あの病院で唯一よかったのは、結婚指輪を着けているのを見て慌てて

「指輪外さないと大変なことになっちゃうから早く!石鹸とか使って早く!」と教えてくださった看護師さんだけでした。

間一髪で外すことができ、結婚指輪を切らずに済みました。

ありがとうございました。

ファッキン骨折日記13 ~キレてるね!理学療法士さん~

ぼちぼち球の日記を書きたいなぁと思いつつ、診察してもらったり定期のリハビリやってきたりだったのでその辺の話。

 

久々の診察

かれこれ3週間ぶりに診察してもらいました。

診察の結果

 

・体重をかけ始めてOK

初動負荷理論?よくわかんないけど大丈夫じゃない?

・腕立て伏せ?多分無理だけどできるようになったらやっていいんじゃない?

・最近自主リハビリサボってたな!ちゃんとやりなさい!

・痛い?癒着がはがれる痛みだから耐えなさい。

・病院通いのリハビリ?理学療法士が終わりって言ったら即辞めでいいよ。

 

といった感じでした。

雑さとお怒りと。リハビリ時の痛みとか目標がないとかっていう理由でサボってたらまた手首が固まり始めてきてしまったので反省しています。

 

あと、体重かけていい、という許可が出た、つまりフルブレイクしてもいいということのようなので、さっそくやってみようと思います。

撞いた瞬間「痛っ!!!」ってなるんだろな。

 

リハビリ時の会話1

理学療法士さんにリハビリしてもらっているときは、とりとめのないことをしゃべっています。

美容師に髪切ってもらってるときの会話を思い浮かべていただけるとスムーズです。

 

私「友人の嫁が年上なんですがめっちゃ美人というか可愛い系でむしろ年下に見えるような感じなんですよ」

理「いいですねそれ」

私「可愛いのに年上の包容力だから最高らしく」

理「可愛いのいいなぁ。うちの嫁、可愛くないし」

 

急に話が重くなったぞ!

 

リハビリ時の会話2

私「この靭帯の痛みや硬さって生理食塩水注入して治ったりしないんですかね?」

理「無理です無理です」

私「うちの嫁が肩こり半端なくて、それで筋膜に生理食塩水注入して治したことあるんですよ」

理「肩こりならまぁ」

私「まぁ、すぐに元に戻っちゃったんですけどね。ところで、肩こりっていうのは、ありゃなんなんですか?」

理「あれは簡単に言うと筋肉が固まってこぶができてるような感じです」

私「こぶですか」

理「なので、こぶができてる一番痛いところを1分間押すと一発で治りますよ」

私「へー」

理「なんなら5分くらい押してもいいですよ。日頃の恨みを込めて押し込んでやればいいんですよ」

 

えぇ・・・。

 

リハビリ時の会話3

私「ところで、奥様の肩や腰をマッサージしたりとかしないんですか?」

理「しないしない!」

 

そうなのか。

理学療法士と結婚する最大のメリットだと思ってただけにちょっとびっくり。

 

理「家に帰ってまで仕事したくないですもん」

 

ちょっと納得。

 

理「分娩室ではやりましたが、産前にやらなかったことを未だに言われますね」

 

産前と産後3年間の恨みは何とやら、というやつですね。わかります。

 

理「まぁ今もやらないですけどね」

 

家族の形は皆それぞれ違いますが、クライシスの影、見えてない?

 

余談

私「お金と時間が溢れてたら理学療法士の専門学校通って嫁ちゃんの肩こりとか腰とかもっとうまくマッサージできるようになるわ」

嫁「そのお金があるならマッサージ通わせてくれた方がいいかな」

 

ごもっとも。

とりとめのない話

がに股改善できるらしい歩き方で1駅分歩いてみたり、スーパー銭湯に自転車で行こうとして途中から土砂降りにあって濡れ鼠になってみたりするくらいで、何をやってるわけでもなく当然球も撞いていないのですが、衝撃が走ったことがいくつかあったのでそのとりとめのないまとめです。

 

マウンテンデューが街から消えた!!!

アメリカンな見た目の缶、一度飲むとその美味しさにやられちゃうのになぜかたまにしか飲まない甘くて美味しい炭酸飲料、そんな不思議な飲み物マウンテンデューの500ml缶の生産が終了しちゃったんだとか。

ねこトレーダーさんのブログを読んで知りました。

 

catrader.hatenablog.jp

 

いやいや今日も自販機でBOSSブラック無糖買った時にありましたよ、とか思って馴染みの自販機に慌てて行ったのですが、本当に売っていなかったです。

なんか、マウンテンデューとは似ても似つかないペットボトルがマウンテンデューの定位置に。

私はいったい何を見ていたんだろうか。

 

年数回飲めばいいほうなのにもう飲めないとなると切ない気持ちになるのはなんなんでしょうね。

350ml缶はまだ生産しているらしいので、見かけた際は買って飲もうと思います。

で、またしばらく飲まなくなるんだろうな。

 

シン・ゴジラの感想を言い合うはずが変態ギターテクにやられて帰ってきた

映画に詳しい友人(メタル好き)と感想を言い合う飲み会をしたのですが、なぜかシン・ゴジラ一切関係ない堪らない動画を教え合う展開に。

そこで教えてもらったこれ。

 

www.youtube.com

 

???

 

www.youtube.com

 

?!?!?!

 

友人が「たまに急に見たくなるんだよー」って言ってたけど凄く納得いった。

この界隈は掘り出すともの凄く深い(歴史、背景、文化等)ことを知っているので掘っていこうとは思わないけど、アンジェロ先生はたまに見たい。

 

ビリヤードもそうだけど、技術って極まると「かっこいい」じゃなくて「キモくて笑える」にカテゴライズされる気がします。

どこまでが「かっこいい」でどこからが「キモくて笑える」になるのか、って心理学とかで調べたりしてるんかな。

 

ビリヤードのブログらしく、ビリヤードのキモくて笑える動画も置いておきます。

 

www.youtube.com

 

学生の時にこれを見て、ビリヤードって頭で想像できる球の挙動なら大体再現できるんだろうなって思った記憶があります。

 

技術と筋肉

アンジェロ先生の二の腕を見ればわかりますが、あの動きはやはり筋肉あってこそ、なんだと思います。

ビリヤード動画の方、サエギナールに至ってはこんな動画もあります。

 

www.youtube.com

 

ゴリラやんか。完全にゴリラやんか。

 

ゴリラになった先にあるのが「キモくて笑える」っていう感想だけだとしても、何事も、パフォーマンスを向上させて技術を高めるのには筋肉が大切だと思う。

筋肉は偉大。マッスル、フォーエバー。

ゴリラへの憧憬3 ~折れた手首、健康的な足~

相変わらず左手首は痛い。

2ヶ月前に手術を要するような骨折をしているのだから、未だ痛みが残るのは至極当然ではあるのだが、やはり痛いものは痛い。

ゴリラであっても骨が折れれば痛みに悩まされるであろう。

 

野山を駆け回りバナナを頬張ろうにも腕が痛くてはなかなかに難しい。

何より、ゴリラがゴリラたる動作である胸を叩くあのドラミング。

手首が痛かったらあれをやろうにも

「ウホッ!」

(ドンドン!)

「ウッ・・・」

と毎度悶絶してしまうだろうし威嚇された相手にも気遣われてしまう。

ゴリラは力の象徴であるとともに、骨折を気遣える優しい生き物。

 

痛いなら痛みを感じずにドラミングをするにはどうすればいいのか。

困窮は古くから発明の大切な動機だ。

手が痛い中でドラミングしたい、ウーホウーホウーホドンドン!とリズムを刻み期待感を演出したい、それが私のシン・ゴリラだ!とかのたまいたい。

 

腕が使えないなら、足を使えばいいんじゃないか。

 

ライバルと対峙するゴリラが、おもむろに腰を下ろし右手と両足を使ってドラミングする。

だらりと下がった左手は剣呑であり、両足を使ったドラミングはただただ狂気にまみれている。

狂気に気圧されたライバルはただ遁走するばかりである。

ジャングルにルールなんてないんだ。

 

気狂いゴリラの話を私に適用してみよう。

私は別にドラミングをしないしバナナも美味しく食べているのでなかなかに適用は難しいが、手が使えないなら足を使うということはしっかりと適用できる。

私とゴリラの共通性がなせることである。

 

と、いうわけで、筋トレってほどじゃないですが、帰宅時に1駅分歩いてから帰るようにし始めました。

本当に筋トレってほどじゃないし、なんならダイエットの代表的な手法ですね。

ポニョからゴリラじゃなくてポニョからガリになりそうですが、運動しないよりはした方がましかなと。

 

ビリヤードやってると台の周りをぐるぐるまわったり、撞く際に体を安定させるために下半身を緊張させたりするので、足の筋肉があって困ることはない。

ガリになるのかゴリラになるのか単なる気狂いポニョに留まるのか、どれにだってなれる未来に希望を抱きながら今日もコンクリートジャングルを駆け巡り300グラム1000円のステーキを頬張っていく。

ただ、エンゲル係数だけが高まる夏の日の午後。

ゴリラへの憧憬2 ~超音波治療とゴリラワナビー~

左手首がまだ痛むのでジムに通うなどということは夢のまた夢であり、ゴリラは私から遠く離れたジャングルで今日もバナナを食べている。

この距離は物理的にも精神的にも縮まることはなく、私はその果てしない空隙を少しでも縮めるために左手首に超音波を当て続けている。

 

ぽーん、ぽーん、ぽーん。

間の抜けた音を放つ本体に繋がれた超音波の照射部が、お湯を張ったバケツの中に放り込まれている。

バケツの中に左手を突っ込んでいる私は、照射部の先端を必死に左手首に向けている。

そして、超音波を直接手首に当てると、手首がもの凄く熱く感じるということを学んでいる。

ゴリラでも涙目の熱さでした。

 

この日、私の左手にマッサージをしてくれた理学療法士は、私と同じく細身の青年であった。

私は、自らの非力、そしてそれを埋めるために初動負荷理論や4スタンス理論を体得したいと話していた。

理学療法士の彼は、やはり初動負荷理論や4スタンス理論に対して熱い気持ちを有し、彼もまた自らの非力を穴埋めするために理論を体得することを意識している、と話していた。

彼もまたゴリラワナビーであるのかもしれない。

 

超音波は私から痛みを取り除き、ゴリラは私から今の満足を取り上げる。

筋肉のなかった日々で築いてきた今までの人生の諸々は、筋肉があればまた違った彩りを私に与え、今よりももっと充実した日々が私にもあったのかもしれない。

そういった思いがふいに去来し、晴天に面影が消えていく。

いつの日か、無垢な瞳でバナナを頬張ることができるようになるのだろうか。

 

私がゴリラになりたいのは単にビリヤードの競技パフォーマンスを向上させたいために尽きるので、バナナは別にどうでもいいかなって最近思っている。

今でも食べられるし、美味しいよね。

 

次回こそは筋トレをしたいと思いつつ、今日も超音波を当てに行きます。

ここ最近暑いから動きたくないなーとか思ってるけどゴリラへの飽くなき情熱は続く。