ビリログBtoA

球を撞いた記録と日々思うことと。ビリヤードがメインのブログです。

シュート力、ダシ力向上のためのドリル練習5

まとまった時間練習できるときは精神力をごりごり削りながらドリル練習をしています。

先日、頭から湯気出しながらドリル練習をしていたらホームの店長に渋い練習していますよねって言われました。

確かに、派手さもないし難易度ばかり高いし渋い練習ですよね。

 

 

 

今回の配置

f:id:fumy_billiard:20170804134018j:image

 

手球は最初だけフリーで順番通りに取っていく。

奇数の的球は左下コーナー、偶数の的球は左上コーナーに狙っていきます。

 

配置コンセプト

9ボールにおける9番の定位置付近(5番)もあるし、9ボールで9番を入れる力を上げたい練習。

右振り左振りどちらでも大丈夫にしたいと思い、往復型にしました。

また、こういう短クッション方向で台の真ん中の位置にある球を押しで取っていくのがあまり得意じゃないのでそこも練習したいところ。

この手の球って往々にしてサイドスクラッチするので、それを避けられる感覚も養いたい。

 

やってみた結果

何回失敗したか数えていなかったのですが、1時間以上やり続けて残り時間10分ってところでクリアできました!

ちゃんとクリアできてめちゃくちゃ嬉しかった!

 

1番を上下の撞点でコントロールする難しさ

1番から2番について、フリーボールだし下図のラインで出したいなって思っていました。

 

f:id:fumy_billiard:20170804134029j:image

 

1番に当たるときにほんのわずかな押しになるくらいの加減でこのラインになるみたいです。

これ、かなり繊細な加減のコントロールが必要。

 

f:id:fumy_billiard:20170804134042j:image

 

押しがかかり過ぎてこのラインになってしまったり、 

 

f:id:fumy_billiard:20170804134054j:image

 

押しが少なすぎてこんな感じのクッション際になっちゃうラインになってしまったり。

途中で気付いたのですが上下撞点じゃなくて順押しで出した方が安定するのでは、と思いました。

なお、私は相当やり込んでから気付いたので1番については左上よりも芯よりわずかに上を撞く方が安定しましたが、これはこの日慣れてたかどうかだけの差のように感じています。

 

1番から2番でショートしがち

ロングすると2番が左振りになって無事死亡だからっていうのもあるのでしょうが、1番から2番でショートすることがもの凄く多かったです。

撞点に意識を相当もっていかれていて力加減までコントロールできていないのかも。

こういう問題があることを考えるとやっぱりタッチの差をある程度許容できる順押しの方が安定しそうです。

 

順押しはイメージより転がる

1番から2番が不安定で、ちょいちょい手球が長クッション近くになることがありました。

 

f:id:fumy_billiard:20170804134108j:image

 

こうなっちゃうとキューを立てないと上下撞点のコントロールができないですし、順押しの方が格段に楽です。

順押しでやりたいダシはこんな感じです。

 

f:id:fumy_billiard:20170804134122j:image

 

しかし、2番が薄いからっていうのもあるんですが、順押しだと上下撞点でコントロールした時のイメージよりも転がる量が多かったです。

 

f:id:fumy_billiard:20170804134132j:image

 

こういう風になって失敗、という事例もかなりありました。

 

f:id:fumy_billiard:20170804134144j:image

 

これくらいの厚みが理想なのかな。

エリアに対して横切る形で1番から2番に出しているから難しかったです。

 

安易に押して失敗する3番

2番から3番でいい感じに出せるとこんな感じ。

 

f:id:fumy_billiard:20170804141157j:image

 

この球、1クッションで4番は難しいから2クッションで出したいイメージです。

 f:id:fumy_billiard:20170804141209j:image

 

こんな感じ。

これもやはり上下のコントロールが若干求められるのですが、何も考えずに球なりの押しだけいったところ、

 

f:id:fumy_billiard:20170804141226j:image

 

こんなラインになってしかもロング。

3番も3番でロングすることが多かったです。

 

5番から先はイレ勝負

5番まで辿り着けば後は球なりの押しで入れていくだけって感じでした。

スクラッチが怖いときだけ1/4タップ程順ひねりして、そうじゃなければもう押して入れる、それだけです。

厚くなったときは撞点意識してリカバリしていましたが、5番から先はダシよりもイレって感じ。

最後の8番とか、遠いだけなら入れるの不可能になる球じゃないですしね。

 

1~4番が難しいのはイレに集中しきれていないから疑惑

特に1番、2番については結構繊細な加減が求められるからっていうのもあるのですが、やっていてどうにもイレに集中しきれていないことが多かったです。

入れやすい撞きたい加減で突っ込むと大体ロングでしたし。

もう少し撞く前に頭の中を整理して、この加減とタッチなら大丈夫って信じきってからイレに専念して撞くようにしないとなって反省しています。

 

次回練習予定配置

f:id:fumy_billiard:20170804142633j:image

 

初の手球位置限定スタート。

こういう1番みたいな球が苦手なので、ちょうどいい練習になるかなって。

これだと薄すぎてどうにもならないってなったらもうちょっと厚くしてみます。

本当は振りを付けたときのイレとダシの練習にしたいドリルなのですが、ガンガン厚くして手球をあまり動かさない方が楽ってオチになるんじゃなかろうかと不安になっています。

とりあえず、やってみます。