ビリログBtoA

球を撞いた記録と日々思うことと。ビリヤードがメインのブログです。

フォーム解析レッスン(2回目)

意識してアドレス等をやってみるとまったく入らない、意識しないと球は入る、でもキューが左から右に抜けて行っているしこれがどうやっても治らない。

ここ最近、こういった記載を多くしていましたが、最早自力ではどうにもできないと確信したので西尾プロのフォーム解析レッスンに行ってきました。

季節に1回、と思っていたのですが前回行ってから2か月です。

途中撞かない期間があったとはいえ壊れるの早かったなぁ。

 

レッスンの流れについては、前回の記事を参照してください。

(前回の記事はこちら)

billiardblog.hatenablog.jp

 

解析のしょっぱなですが、アドレスの入り方がおかしい、とのご指摘を受けました。

最近、厚みをまずは正面で見て、それから左足を一歩出して、このときに顔を残すように、としていたのですが、こういった構え方をするには台に近すぎ、とのこと。

で、ポケット台だと台間が近いこともままあるから、厚みを見る段階で右足、左足ともにプリセットし、構えに入る際に右足は動かさずに左足をわずかに動かす程度で構えに入った方がいいですよ、とのこと。

 

早速実践し、解析を受けました。

以下、結果を箇条書き。

 

・アドレス時に顔がまだ左にずれている。結構ぐいっと右にするくらいの意識じゃないと治らなそう。

・まだ左肩が高いし右肩が低い。これは、左足を前に出すか、曲げるかしてあげれば治るはず。まずは左膝が足首よりも前になるようなイメージで曲げてあげよう。右の僧帽筋を伸ばすイメージで右肩を手球から遠くするイメージ。

・姿勢が低いから懐が狭いし、腰の一か所で曲げるイメージではなく背骨を1個ずつ曲げるようなイメージで背中を丸くしてあげることで懐が広くなる。

・右足が前向き過ぎ。つま先をちょっと開いてあげる。

・キューの根元の方から視線を送ってキューラインをショットラインに合わせる。

・ちょっとテイクバックが小さい。アドレス変更で慣れていないからだろうけど、もう少し大きく。

・フォロースルーがまだ大きい。球1個分くらい小さく。フィニッシュ位置を決めてショットする。

・グリップが硬い。もっと柔軟に。

 

前回よりは少し良くなった、ここからもう少し良くなればいろいろ繋がって一気に良くなるのでは、とのことでした。

肩の高さは足依存というところとか、人体って面白いなぁと思いました。

アドレスについては、前回から色々考えてやった結果考え方がずれてしまっていたようなので、直していきたいところです。

また、グリップの硬さが10年来直っていないことがわかったので、改めて日々意識する必要があるな。

あと、キューの根元を見る、という視点は今までなかったので、これから取り入れていこうと思いました。

 

最終的に、構えてる際に体のあちこちをいじってもらって矯正したのですが、矯正後はしっかり真っ直ぐ振れて手球の芯を食えたので、これを継続していきたいところです。

 

レッスン終了後に、結果をプリントしたもの(インクジェットからレーザーカラー印刷になったのできれい!)をちゃんと受け取り、即鞄にしまいレッスン終了。

今回は忘れませんでした。

 

以上がレッスン中の話。

以下は、レッスン後にちょっと転がしていた際の話です。

 

西尾プロ考案のストロークトレーナーを使わせていただきました。

 

【ビリヤード用品】MEZZ ストロークトレーナー
 

 

これ、こじるときはキューが回転している、ということが視覚的に明確になるし、キューの先端が重くなることでトビがとてつもなく大きくなるので、真っ直ぐ撞く練習をするためにはすごく便利なツールでした。

今見たら値段も安いし、買おうと思います。

 

フォロースルーについて矯正しようと思い、下記のような配置で撞いてみました。

 

f:id:fumy_billiard:20160308111521j:image

 

出し過ぎると二度撞きするので出せない配置。

最初はやっぱり二度撞きし、そこから先は二度撞きしないものの撞いた後すぐキューをひっこめちゃっててで、これはちょっと違うな、と思いました。

ちゃんと勢いよく撞いて、キューもひっこめることなく二度撞きしない、という撞き方を覚えていきたいところ。

インパクトの瞬間も学べるかな、と思ったのですが、知るのはいいけど意識しすぎると当たる瞬間に力んで外しやすくなる、と西尾プロからご指摘を受けました。

ちなみに、西尾プロは的球センター、手球は的球から1センチ程度離してサイドに対してど真っ直ぐ、これを引きでサイドにスクラッチ、という練習をなさっているそうです。

 

センターショット時に、テイクバックで先角がブリッジに乗るところまで引くように、ともご指摘を受けました。

手球の直前、テイクバックの頂点、撞き終わり、の3点でしっかり止めることが大事、とのこと。

これも、特にテイクバックで先角がブリッジに乗るところまで意識して引いたことは早々なかったので、意識します。

 

最後にバラ球を撞いたら、なんかサクッと取りきれました。

レッスンすげー!

お値段も3000円しない程度(ただし場台は別)ですし、レッスン後も色々アドバイスをしてくださるので、お勧めです。

 

レッスン後に撞いていた際に、隣にC級と思しき方がいて、西尾プロが私にしていたアドバイスを取り入れて練習なさっていました。

その方が先に帰宅となり、その際に謝意を伝えられたのですが、こういう気持ちの良い方が球を続けてくれて、いつかどこかでお相手していただけたらいいなぁ、と思いました。

あと、人見知りフルパワーな私は、突然の謝意に対してきょどって返答がめちゃくちゃになっていた(ひとしきりどもった後に私が「ありがとうございました」って言うって。「お疲れ様です」の一言がでるまで10秒くらいかかったって)ので、球もだけどとっさの対応も解析して矯正した方がいいんじゃね、と思った次第です。