マスターに指導していただきました
あまりにへこんで、色々投げ出して逃げたくなってたって、今まで続いたものなんて球しかなかったし他にやりたいこともないので、悔しい畜生馬鹿野郎、今に見ていろ歩みを止めてなるものか、と頑張ることにしました。
と、いうわけで、ブログは続きます。
試合直後、不甲斐ない記事となってしまい恥ずかしいやら申し訳ないやらです。
今回の記事は、試合後の夜の分です。
画像もないのに長いです。長いですが、色々とためになる話を聞いてきたのと、私が悩んでいるようなことに悩んでいる方もいらっしゃるのでは、とも思うので、少しでもシェアできるように省くことなく書きます。
(2400文字超えです。普段の倍以上!)
試合後、マスター(試合をやってたお店の店長の愛称?呼び方?敬意をこめて)に現状の不甲斐なさ、2週間位前の調子の良さからがくんと調子が悪くなってること、今後何をやったらいいものか、等色々相談させてもらいました。
まず、調子。
見てないけどおそらく左足が悪いんじゃないか?とのこと。
調子が悪くなるとキューを振りやすくしたくなる、左足が内側に入ると体が開いてキューを振りやすくなるから左足を内側に入れがち、結果体がねじれて球が入らなくなる、というのがとてもよくある話なんだとか。
試合が終わったら見てあげるよ、と有難いお言葉をいただきました。
このとき23時半。ここから3時間待つとはこのときは思わず。
次に、練習方法。
イレに関しては、ストロークの練習と苦手な球の練習とをすれば上がるとのこと。
ただ、B級以上がストローク練習に長い時間割くのは無駄なことが多いらしく。
苦手な球は、苦手だし入らないからつまらないけど、つまらないのを頑張れば上手くなるとのこと。
ただ、ビリヤードは球転がしじゃないんだから、イレてポジションして初めてビリヤードなわけで、スパンッと撞くイレの練習ではなく、撞点、加減を考えた練習をした方いいようです。
ポジションやビリヤード力を上げる練習は、5個バラ球をフリーボールから取りきる練習がいい、とのこと。
ただ、十中八九ろくに取りきれないからものすごくつまらないよ、つまらないから大体みんな続かないよ、とのこと。
これを辛抱強く続けられる人が強くなれるそうです。
やる際に、全球考える、各的球予め決めたポケットに入れられないのは成功と考えない(○ではなく△くらいで考える)、失敗をしっかり記録する、失敗をとにかく覚える、ということを大切にするといいそうです。
特に、失敗を覚えることが大切で、人間誰でも失敗したことを覚えたがらないので、そこを克服できれば上に行けるとのこと。
で、5個バラ球でしっかり考えて根気よく続けていれば、どんな配置でもどういう振りにしていけばいいかすぐわかるようになるし、撞く時間も短く強い球を撞けるようになる、とのことです。
先日虻川プロに教わった5個を台の半分でという練習は?と名前を出さずに「こんなん教わりました」と聞いたら、それはより難しくていいんじゃない?とのこと。
とにかく、楽しくて好きな練習ばかりやっていると成長はできない、と力説されました。
身につまされる話です。
幸い、ブログと配置図アプリとという記録にすごく最適なツールが手元にあるので、新しいカテゴリーでも作って淡々とやっていきたいところです。
10回中4回取れるようになる、を年内の目標にしようかな。
さて、試合が終わりました。
早速、フォーム等をマスターに見てもらいました。
やはり、左足が内側に入り過ぎでした。
構えているときに横から押されてぐらつく始末。
そして、腰が前のめり過ぎ、前に突っ込んでるのにキューを持つところが後過ぎ、テイクバックで波打ち過ぎ、と瞬く間にフォームの大体の部分で指摘が入りました。
良いフォームというのは人それぞれだから一概に言えるものではないけど、悪いフォームというのは言えるもので、君のはまさに悪いフォームだ、とズバッと言われてしまいました。
これじゃ試合に勝てるわけないですね。
腰(というか尻なのかな)とキューを持つ位置の関係とその効果は以下のような感じとのこと。前提として、腰は右足の踵よりも後ろがいいそうです。あと、以下に2つ書いてますが、球によって使い分けるとかはまずしない、とのこと。
腰が右足の踵と同じかちょい後ろくらい
・キューを持つ位置は前気味
・イレが固く細かい精度が上がるもキューを突っ込んでキレを増すのが難しいかも
腰が右足の踵よりも後ろ
・キューを持つ位置は後ろ気味
・キューを突っ込みやすくなる、ただ細かい精度が落ちる
・最近はこちらが主流
元々ががっつり前につんのめっていたので、踵のちょい後ろくらいのフォームにして、キューを持つ位置も前にし、左足は肩幅に合わせて撞いてみたところ、球が入ったというよりも球を入れた感がすごく強かったです。
一発で治った!すごい!
腰や持つ位置は体の後ろの方の話で、目で見えず感覚だけが頼りなので意識を強く持つこと、すぐに完全に治るものでもないので窮屈さを感じたら腰又は持つ位置が原因と思い調整してみること、今後も左足、腰、持つ位置、は調子の波のようにずれてくるし、気付くのが遅くなればなるほど治療に時間がかかるので決して忘れないように、とのことで、意識を高くしていきます。
テイクバックで波打ちに関しては、引きすぎが主原因だけど持ち位置が前になれば自然に治るよ、と言われたので引きすぎだけ気を付けていきます。
あと、目の前の手球を撞こうという感覚が強く、球が弾けているとも言われました。
手球の1個分先、2個分先、その辺りは個人差があるけど、手球を突くのではなく貫くような感覚を養うといいそうです。
精進します。
1時間マスターに付きっ切りで見てもらいながら練習して、深夜3時半、体力の限界だったため終了。
球を入れている、という感覚が戻ったのが何よりも嬉しかったです。
そして、ものの1時間で治してくれたマスターに感謝の気持ちでいっぱいです。
あとは、結果で報告するのみなので、頑張っていきます。
旅路は続く。