ビリログBtoA

球を撞いた記録と日々思うことと。ビリヤードがメインのブログです。

試合に出ました(1月)

(思いつくままに書いていたら3500文字超えました。
お時間のある時に読んでいただければ幸いです)
 
毎月恒例のBC戦。今年も頑張っていきます。
今年こそはお布施して1時間で帰宅にならないぞ!と意気込んでお店に到着。
1時間ほど練習できました。
 
練習ではとにかくアドレス、フォームに集中。
肩が暖まるので押し球を弾かない練習もしてみたのですが、まぁ、弾けるし押せないし力んで入らないし。
これは、フォームがもっと固まってから力まずに撞く方法を模索する必要がありそう。
 
また、練習中、下記配置でパニックになりました。
 
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これ、左手をどこに置く、どういう形のブリッジにするのがベストなんだろ、となってしまいました。
最終的にレールの上でレールブリッジにしてぼちぼち入れられたのですが、ちょっともうしばらく悩んでみます。
 
さて、試合です。
今回は、2つのことを意識して試合に臨みました。
 
1つ目は、熱くならない、ということ。
外したときに苛立つであったり、いざ回ってきたときに「絶対に入れるぞこの野郎!」といった気持ちになったり、であったり。
たまたま、「外したらどうしようと思うことも、絶対に入れる!と思うこともよくなく、ただ成功のイメージだけを持つようにするといいってレイズが言ってた」という記事をネットで見たので、前回の試合や過去の試合の反省を踏まえるにこれはよさそうだな、と思ったので意識してみました。
 
(ネットで見た記事は下記リンク先のブログです)
 
2つ目は、上記のことから発展したことなのですが、成功のイメージをしっかりもつ、ということです。
昔、かれこれ10年くらい前でしょうか、ジャンクSPORTSを見ているときに、プロゴルファーの方が「パットを入れるためのイメージというのは、入るところだけをイメージするのではなく、入ってからガッツポーズするところまでイメージしないと意味がない」と言っていました。
なので、目の前の球を入れて、手球が転がり、次の球へのアドレスに入る、というところまでイメージし、次の球へのアドレスのイメージまでできてから撞くように心がけました。
 
これらを踏まえての試合。
初戦は、4-0で勝ちました。
お布施のち帰宅を回避!
 
この試合、私も相手の方も終始がっちがち。
私がブレイクミスキューしたら相手の方もブレイクミスキュー。
また、相手の方が速いコンディション苦手だったとかで、そういったことも絡んでのスコ勝ちでした。
 
2戦目は、外国の方(中国かな?アジア系)がお相手。
ちゃんとした試合で明確な外国の方と当たるのって初めてです。
日本にいる外国人プレイヤーってイコールで死ぬほど強いだと思っているのですが、例にもれず明らかに私よりも強い方でした。
 
結果は、4-3で勝ち。
相手が9番を外したらどんだけ渋くても絶対に入れるマンになれたので勝てました。
長クッションレール際で遠いほうのコーナーへのカットとか、縦バンクとか、そんなんを根性でぶち込んだ次第。
9番のときは、入れて手球の様子を見ながら「スクラッチすんなよ!」とじろじろ見るところまでイメージしてから撞いたのですが、それがよかったようです。
 
この試合くらいから、普段やっていないことであったり、普段そうできるわけではないこと、というのができるようになりました。
何やら絶好調だったようです。
とにかく最悪を避けよう、カーブとかぶっぱしないで懸命に撞こう、と意識したのがよかったのかも。
 
この試合が終わって、次の試合を待っている時点で終電がなくなったので、この店のハウスに参加し始めてから初の終電逃しとなりました。いぇーい。
 
そして、ベスト8。
また、外国の方(今度はフィリピンの方。絶望しかない)がお相手でした。
結果は、2-4で負け。
勝ち進みもここで止まりました。
 
この試合でも相変わらず、普段やらないことができる私。
覚えている範囲だと、これが自分の中では新しい引き出し。
  

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(7番の位置を覚えていなかったので適当です)
4番が微妙に逆振りで、普通に押しだけで行くと左サイドの直下に入った後に上の方に開いて行ってどんどんと5番から遠くなっちゃう。
それが嫌で仕方なかったので、ほんのわずか、半タップ未満の左を入れてしっかり押しました。
 
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開きも抑えられてとてもよい感じ。
で、この5番を外す、と。
慢心。
 
結果については、後述するミスがなければもうちょっと競れた、ひょっとすれば勝てたかも、とも思っていますが、実力で考えれば至極妥当であったな、と思っています。
ただ、先日の西尾プロの解析レッスン以降の練習が間違っていないことがわかったので、引き続き練習を重ねていきます。
 
試合後、宿の最寄駅までの終電もなくなっていたので、試合に出た人限定の青木亮二プロとの3先をやってもらいました。
結果は1-3でした。
青木プロには、いいシュート力ですね、と言われましたが、調子の良さなのかイメージ力の良さなのかでこの日が確変状態だった感じです。
何より、比較的容易な7番で飛ばして負けたので、まだまだです。
 
青木プロに、フィリピンの方との試合で、ミスったな、と後悔している配置について見てもらいました。
1つは、これ。
 
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7年前の試合のヒルヒルのときに、もうちょっと土手気味だったのですが、こんな配置をトロンと上でいって外して負けたことがあります。
ちょっとクッションから浮いているし立てて撞けばスクラッチしないししっかり撞ける、と立てキューでいって外して、入れられて最初のラックを落としました。
 
この配置について、青木プロより
・プロでも立てたら厳しい。よほどテーブルがひどくよれまくりなら立てるけど国内ならまずそんなことはないのでトロンでOK
・上をトロンと立てキューとをそれぞれ10回撞いてみてどっちが楽か体感するといい
・よっぽど突っ込まなきゃスクラッチしない
とのご指摘。
土手の撞き方をちゃんと練習するといいですよ、とアドバイスを受けたので、これでビビらなくなるまでやろうと思います。
立てキューも立てキューで練習、ともアドバイスを受けたので、それも。
 
もう1つが、この配置。
 
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手球が8番のそば、7番が左長クッションの下から2ポイントくらい、というくそ難しい7番を立て気味の順引きバタで根性でねじ込んだらこんなことに、といった経緯で迎えたこの配置。
本当にわずかですが、わずかでも左振りであることには変わりなく、ならば逆押しで突破だ!と考えてしまいました。
7番が入ったことで気持ちが高ぶりすぎてしまったようです。
冷静じゃない状態での切らしまくりを意識した無理ショットぶっぱだったので、当然のように飛ばし、その後取りきられでした。
 
この配置ですが、入れが固めだからトロンと押しての我慢でもよかったかな、と反省していたのですが、青木プロより絶対順引き、とご指摘を受けました。
青木プロがズバンッと撞いて長、長で右の長クッションの下から2ポイントくらい?とにかくかなり下まで一気に持っていってました。
これならひねりは半タップ程度で十分ですよ、ともおっしゃっていました。
私も試しにやってみたところ、
 
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こんな感じ。
あまり限界を攻めない撞点(まだ1タップくらい下の余裕があったかも)でもそこまでいけるんだからこれです、とのこと。
こういった配置で、順引きで撞いて左上コーナー側に流れないようにしっかりとまっすぐ戻してこれるようにする練習もやった方がいいですよ、とアドバイスを受けたので、やります。
 
試合でもそれなりの結果を出せたし、今までの練習やこれからの練習に自信を持てたし、気持ちの面でいろいろ掴むものもあったし、プロからもご指導いただけたし、で負けたのは悔しかったですがとてもいい一日でした。
 
最後に、球とあまり関係ないことも含めた気付きリストを書いておきます。
 
・試合の日は仕事をセーブして精神力の消耗を抑えるのが理想
・球屋に行く前にアドレスの確認をするといい
・18時過ぎに牛丼頭の大盛り食べるだけじゃ腹が減る
・外人さんはやっぱり強い
・ショット後をイメージできないときは外しやすいのでイメージできるまで我慢
・試合の待ち時間でレッドブル飲んじゃダメ(頻尿になる、試合後寝れない)
・宿までのタクシーは3000円近い
・カプセルホテルはケチらずいいカプセルにしないと傍にロッカーがあるカプセルとかになってしまって朝方強引に起こされる
・世の中には服をめくって乳首を出した状態で女性に相撞きを誘っても世界に許される男性がいる