ビリログBtoA

球を撞いた記録と日々思うことと。ビリヤードがメインのブログです。

新しい趣味を探しているならビリヤードがオススメ

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趣味があると人生が豊かになるとよく言われています。

体を動かすもの家の中でできること、世の中色々なことがありますが、私は、趣味でお金を稼ぎたい人にはあまり向かないでしょうけど、人生を彩る趣味を探しているならビリヤードがいいんじゃないかな、と思っています。

何せ途中で3度程中断していたとはいえ11年やってもまったく極まらなくて楽しくて仕方ないですからね。

嵌るとこんなに熱くなって楽しめるんだぞってことを表現したくてこのブログを300記事以上更新しちゃうレベルです。

 

 

 

ビリヤードが趣味として素晴らしい理由

世の中の色々の中でもビリヤードが特に優れているポイントをいくつか挙げようと思います。

 

運動だけど運動神経や筋肉の影響が小さい

もちろん、筋肉も運動神経もあるに越したことはないですが、体を動かす趣味って運動神経無いし筋肉ないから難しい、っていう人であっても大丈夫です。

私自身、中高は美術部、大学は文芸部、ビリヤード始めるまでの趣味はゲームと音楽鑑賞というインドア街道まっしぐらな人生でしたが、まったく問題なくビリヤードを楽しめています。

 

何歳であっても始めれば楽しめる

フィジカルの影響が小さい、ということは年齢による差が生じにくい、ということです。

なので、ビリヤードを始めるのに年齢による制限はない、とも言えます。

サッカーやバスケなんかは、どうしても若くないと体力が持ちませんが、ビリヤードなら大丈夫。

生涯スポーツと称されているだけのことはあります。

 

パズル性があり思考力が鍛えられる

例えば9ボールの場合、目の前の球を何も考えずに入れているチンパンプレイをしていると、9番に辿り着く前に球を入れられなくなって相手に順番がまわり9番を入れられて負ける、といったことが発生します。

ビリヤードは、目の前の1球を入れると同時に、次に繋がるところへ撞いた球をコントロールする必要があるので、配置に対してどのようにコントロールしていくかを考え、答えを導くパズル性があります。

このパズル性こそがビリヤードの醍醐味で、そこには色々な定石があるし咄嗟の閃きで解決できることもあるし、とビリヤードの奥深さに繋がっています。

 

1人でできる

ビリヤードは対戦種目なので誰か相手がいないとできないっていうイメージがあるようですが、台と球と棒(キュー)があれば1人でできます。

むしろ練習のために1人でやる時間の方が多いくらいじゃないでしょうか?

社会人になると友人と予定を調整するのが難しくて一緒にやる頻度が下がる、というのが団体種目の難点ですが、その点がビリヤードなら大丈夫。

時間ができてやりたいときにお店に行けばすぐできます。

 

誰かと一緒にやるのもできる

ちゃんとしたビリヤード場に通っていれば、という条件は付随しますが、ちゃんとしたビリヤード場には大体誰かしらがいつもいるので、誰かと一緒に撞くのもすぐできます。

お店の常連同士、お互いの深いところは知らなくともキューを交えれば不思議と仲良くなれるものです。

 

無限の奥深さで永遠に飽きない

ビリヤードが何より素晴らしいのはこの点です。

聞くところによると、ダーツやボウリングは3年やるとある程度極まってしまうようですが、ビリヤードは3年程度じゃ極まることがないです。

やればやる程、実力が付けば付く程技術の奥深さを知ることができ、永遠に飽きません。

熱くなってやり込んでも永遠楽しめている代表例は当ブログの記事数と思っていただければ。

 

練習すればする程できることが増えて楽しくなる

最初は真っ直ぐ撞けない、スピンもかからない、そもそも入らない、という感じではありますが、一生懸命練習すると真っ直ぐ撞けて球が入るしスピンもかかるしとなり、頑張った成果が台の上で表現されます。

ビリヤードは台の上でアウトプットする趣味だからこその、頑張ったことが明示される喜びがあります。

9ボールで初めて1番から9番まで全部入れられたときの喜びとか、半端ないですよ。

 

練習の成果を発揮する場が多くある

友人同士の勝負だけではなく、知らない方とも真剣勝負できる「試合」が各所で開催されているので、練習した成果を発揮する場が多く設けられています。

例えば関東でしたら、規模の大小を問わなければほぼ毎週何かしらの試合があるのではないでしょうか?

今までやってきたことがバチっと嵌って勝てれば最高の気分になりますし、ボッコボコにされればもっと練習しなきゃと奮起できるしで、試合はいいものです。

 

試合の緊張感は他では味わえない

ビリヤードはメンタルスポーツと言われていて、メンタルの影響が如実に結果に繋がるスポーツです。

そういったスポーツであるビリヤードの試合ってどんな感じになるかと言えば、足だけじゃなくキューを持っている手までブルブル震えて真っ直ぐ撞くこともままならず、心臓の鼓動が異様に速くなって息苦しさすら感じる、という風になります。

ここまでの緊張感、私は自分の結婚式における挙式の入場時くらいでしか味わったことがないです。

最初に入社した会社で200人くらいを前に発表した時よりも、当時通っていたお店の試合の方が緊張したものです。

 

この、試合での緊張感、未だに正体が掴めないのですが、まぁ、吐きそうなくらい緊張するし、勝って解放された時の快感が凄まじいです。

負けたって命取られるわけでも大金失うわけでもないのに、なんであんなに緊張するでしょうね。不思議です。

 

趣味ビリヤードに漂うオシャレさカッコよさ

趣味はビリヤードです。

この一言に漂うカッコよさったらないですよね。

真剣に撞く姿って男性も女性もみんなカッコいいです。

 

社会人の趣味としてはコストが安い

初期投資はキューとケースでトータル3万円程度ですが、これについてはある程度やり込むまでは買わないでお店のキューで対応できたりするので考えなくても大丈夫です。

実際に必要になるお金は場代くらいで、大体1時間600円程度+1ドリンク(300~400円)といった感じなので、1日に消費されるお金は2000円未満です。

安いお店を選べばもっと安いし、社会人がやる趣味の中では相当安い方ではないでしょうか。

 

趣味ビリヤードの問題点

ここまでビリヤードって最高!ということを言葉を変えて書き連ねてきましたが、世の中ビリヤードを趣味にしている人がそんなに多くないという現実もあります。

ビリヤードの趣味としての問題点も書いておきます。

 

いきなり1人で始めるには不安なことが多すぎる

ビリヤードってルールがわからないしやってるお店がちょっと怖そうだし1人で何をやったらいいかもわからないし、という感じがあるようで。

昔はともかく今は虎の穴みたいなビリヤード場って殆どないですし、バグースに行けばオシャレだしプロが色々すぐ教えてくれるしで大丈夫なんですけどね。

ちゃんとしたビリヤード場でもお店の方がフレンドリーに教えてくれることが多いので、正直に「初心者です」と伝えて入店すればスムーズに事は進むはずです。

 

最初の難易度が高すぎる

真っ直ぐ撞けるようになるまでがとにかくしんどいです。

私はあまりセンスがなかったし誰かが教えてくれる環境もなかったので3ヶ月かかったかな。

初めにプロレッスンを受ければ違うのかもしれませんが、それでも最初に習得しなければいけない真っ直ぐ撞くの難易度がめちゃくちゃ高いので、心が折れてしまう人が結構多いみたいです。

ただ、ここを乗り切れば後は無限に楽しいので、なんとか頑張ってもらいたい。

 

こだわりだすと道具の値段が青天井

ハイエンドモデルのキューになると10万円オーバーが基本で、20万円程度が相場なのかな。

さらに工芸品としての美を求めた職人特製の一本物、いわゆるカスタムキューになるともう青天井です。

100万円なら安い方じゃない?みたいな世界になってしまうし、高いからといって性能がいいわけではないというマニアの世界になるので、道具にこだわりだすときりがないです。

 

根深い受動喫煙問題

ビリヤードとたばこって相性がいいのでしょうか。

私は吸わないのでわからないんですが、ビリヤード場ってたばこを吸う人が多いです。

最近は都会度に比例して禁煙傾向になっているようですが、それでも喫煙者が多いです。

今話題の厚労省のあれとか条例とかでなんとかならないかなと思っていますが、果たして。

 

難点はあるけどもビリヤードは最高

色々書いてきましたが、ビリヤードは生涯楽しめて最高、に尽きます。

もし今趣味を探しているならば、試しに1ヶ月くらいやってみてはどうでしょうか。

狙い通りに上手くできたときの喜びは堪らないですよ!

 

始めるにあたって何をやったらいいのかについては過去に書いているので、そちらを読んでいただければ幸いです。

 

 

みんなもビリヤード、やろうぜ!