ビリログBtoA

球を撞いた記録と日々思うことと。ビリヤードがメインのブログです。

ビリヤードB級がやっている練習

自分に足らない要素が段々と明確になってきたこともあり、練習メニューについてもよくなってきたんじゃないかなと感じています。

ビリヤードの練習というものは本当はどんな技術でも全ての技術についてがっつり時間をかけてやるべきなのですが、アマチュアの家庭持ち会社員プレイヤーがそんなことできるわけがなく。

限られた時間(それでも世間一般で考えれば多くの時間を撞かせていただけていて家族には感謝することしきり)で上達していくためにここ最近やっている練習について紹介します。

ドリル練習で総合力強化

入れる力も微妙だし出す力も曖昧。

B級ど真ん中のそういう状態なので、固定の配置で取りきる練習を繰り返すドリル練習を一番メインの練習に据えています。

 

撞く前に必ず出すラインや場所を明確に意識する

とにかく次につながればいいやではなくこういったラインでここに出すとちゃんと決めてから撞くようにします。

これにより、シュートできたとしても手球の位置が悪かったときも失敗にカウントし、失敗した原因を考え出す力の向上につなげられます。

正直、昨年までは入れ繋げられればOKといった意識で取り組んでいたので、もったいない時間を過ごしていたなと思っています。

 

複数回クリアするまでやる

1回クリアして終わりだとたまたま運が良かっただけで終わることもあるので、その日のうちに3回クリアすることを目標にしています。

本当は連続3回クリアが理想ですが、力量で考えてそれは非現実的なのでまずは断続的でもいいので複数回クリア。

なお、A級の方がドリルは90%クリアできないと結局再現できないと真理を説いていたのを見て震えたのですが、いつの日かそういう次元までたどり着きたいものです。

 

取り組んだドリル1.弱くしっかり転がして繋げていく

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手球フリースタートで順番通りに取りきっていくドリル。

1~3番、5~7番について、基本的には半タップ上程度の押しで弱くかつしっかり撞いて転がすような加減で取りきっていくことを練習したくて組んだドリルです。

このドリルをやり込んだことで長クッションから浮いている球について、厚み、上下撞点の加減、ラインの関係について学ぶことができて、既に実戦で役だっています。

 

取り組んだドリル2.9番の陰になった球とヘッド側の長クッションから9番に出す

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図面では手球位置が載っていますが手球フリーでOKで、順番通りに取りきっていくドリル。

9ボールをやっていると、しばしば7番と9番みたいな位置関係になるもので、ちょっと遠くから7番みたいな球をしっかりシュートできるようになりたいなと思ったのがまず1つ。

次に、8番と9番みたいな位置関係で7番から出していくときに適切な振りを理解したくて8番の位置を設定しました。

2クッション目から3クッション目にかけてサイドをまたぐように取れたときの気分の良さがなかなかに最高。

 

取り組んだドリル3.細かい加減コントロール

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手球フリー、順番フリー、クッション使用禁止、シュートする的球以外の的球に手球が接触すること禁止。

フロリアン・コーラーのFacebookを見ていたら載っていたのでやってみました。

このドリルで多用する下をしっかり弱く撞くっていう技術、多分普段の実戦で一番多様しているし個人的に好きなショットなのでやっていて楽しかったです。

 

実戦に繋がるブレイク練習

今までは威力強化のためのブレイク練習ばかりしていましたが、手球がとっ散らかってややもするとファールもしていてとても使い物にならず。

威力については既に3ポイントルールも余裕でクリアできる威力になっているので、この威力のままに手球と1番の良好な位置関係を再現できるブレイクを獲得しようと練習しています。

まずは、手球をちゃんと狙い通りの撞点で狙い通りの場所に当てる練習からで、まだまだ時間がかかりそうです。

 

満足できるストローク作り

入るときは入るのに急に入らなくなったりすることもあるので、安定性が足らないなと痛感しています。

そのためにもストロークの真っ直ぐさ、撞いていて違和感が少ないストロークについて追い求めています。

 

足位置を確認した後に真っ直ぐ撞く練習

過去の西尾プロとのフォーム解析レッスンで撮影してもらった理想の後ろ姿を写真で持っています。

 

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この足位置が理想で、今はこの足位置のままアドレスするようにしたので、アドレス時に足位置を確認し、そこから構えて撞くようにしています。

確認しなくてもしっくりくる感が出てきたのでサクサクよくなっていってる気がしています。

 

 

腕をぶんぶん振って前腕を振る速度をアップ

キュー切れのためにはそもそも前腕が速く振れないと話にならないと過去に西尾プロから指摘されています。

なので、1日100回前腕を全力で振るようにしています。

これを始めたのは結構前なのですが、最近ちょっとキュー切れが上がった感があるので効果が出てきている可能性が高いです。

 

テイクバック~フォロースルーのスロトレ

効率のよい筋トレ手法として、スロトレというものがあります。

概略だけ書きますと正しいフォームで、ゆっくり、休みなくやることで低負荷でも高い効果を得られるといったものなのですが、これをストロークにも生かせないかなと思い取り組み始めました。

 

現状は、普通に振っているとテイクバックで体の内側に引きつけてしまい右に向かってフォロースルーを開始し途中で左に戻ってくる軌道に変化する、といった具合です。

普通に振るスピードで上手くいっていないので、構えてテイクバックからフォロースルーまでをできるだけゆっくり20回連続でやっています。

これ、やっていると左手は痺れるし足や腰は痛みだすし右腕は張るし、といった具合で体に効果ありそうな感が凄いです。

こういう練習が効果を発揮するのは3ヶ月後という漠然としたイメージがあるので、もうしばらく続けてみます。

 

千里の道も一歩から

こういった練習、ドリルなんかは即効性がありますが今日やってすぐ上手くなるものじゃないです。

ただ、やり続けないと決して上手くならないので、これが正解と信じてしばらく続けていきます。

今後ちょっと違うなと思う箇所が出てきたら修正を加えていこうと思っていて、正直なところシュートの安定性を向上させる練習についてはまだ見つかっていない感が強いので、この点について引き続き考えていく予定です。

 

今年はとにかく練習し、牛歩だとしても上手くなっていけるよう頑張ります。