ビリログBtoA

球を撞いた記録と日々思うことと。ビリヤードがメインのブログです。

ビリヤードを趣味にしてよかったなと思うこと

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ビリヤードを趣味にして早10年以上なのですが、ここに至るまでの私は大変に飽き性で長続きしたものがない人間でした。

そんな移り気だった私がビリヤードにはまって、今日までビリヤードをやっていてよかったな、と思うことについてまとめました。

生涯趣味に困らない

ビリヤードは生涯スポーツと呼ばれていますが、フィジカルじゃない部分でかなりの技術をカバーできるから本当に生涯できそうだなと感じています。

自分で辞めると思わない限りずっと楽しむことができる、というのはなかなか凄いことだと思います。

本当のトップレベルとなると加齢の影響はあるのでしょうが、B級程度なら殆ど問題ないようで、娘さんが私とほぼ同い年の方にボッコボコにされることしばしばです。

 

緊張感に対するメンタルが強くなる

ビリヤードの試合で球を撞くときって、初めのうちは1回撞くだけでもの凄い緊張感に襲われます。

手がプルプル震えて精神的にキリキリ追い詰められて冷静になれない。

こういった緊張感に対するメンタルが、何度か経験することで鍛えられてきます。

 

ここまで激しい緊張感に襲われることって人生で殆どないんですよね。

会社でプレゼンするときなんかも結構緊張しますけど、「試合に比べりゃ楽だわ」の精神で乗り切ったプレゼンが結構あります。

 

出先で隙間時間を潰せる(都市限定)

例えば東京のターミナル駅周辺には大体ビリヤード場があるので、1時間とか時間を潰すときにはとりあえずビリヤード場に行けばよくなるので非常に楽です。

バグースやリンク、バンバンが本当にありがたい。

ただ、都市部以外だとなかなかビリヤード場がないので、もうちょっと流行ってくれたらいいなといつも思っています。

 

コミュニケーションに困らない

私はかなりのコミュ障で、自分から話しかけるとかが相当に苦手です。

そんな私でも、見知らぬ方とご一緒して1時間か2時間か、それくらい一緒に撞くとなんとなく打ち解けて会話できるようになります。

 

初めて行く土地でもキューを持っていけばなんとかなる

上記の延長ですが、初めて行く土地でもマイキュー片手にビリヤード場に行けば、そこで地元の方と交流しコミュニティを形成することができるものです。

昔は転勤族だったこともあり、行く土地土地で良くしてもらいました。

会社以外の交友関係をすぐ作ることができるって凄いことだと思います。

 

学生のインターハイにかける思いを大人になってから体験できる

今まで話してきたことは他のメンタルスポーツでも体験できることですが、この点ってビリヤードだけのように思います。

先日、全日本アマチュアポケットビリヤード選手権大会(通称アマローテ)という全国大会に出場してきました。 

県内の予選から始まり、予選を突破した県の代表仲間とともに全国の猛者が集う本戦で遠方に行き、自分の試合は懸命に頑張るし、仲間の試合は手に汗握りながら応援する。

メジャースポーツでこういった経験ができる域に達するのはかなり難しいですし、マイナースポーツだとそもそもこういった経験ができる場が殆どなく。

一方、ビリヤードならちゃんと継続すれば誰でもなれるB級でもアマローテには出場可能です。

 

三十路を超えて経験する青春

私は学生時代、文化系街道を邁進してた身なので、こういう学生のインターハイにかける気持ちのような経験を今回初めてしました。

何というか、30歳超えているのに自分の結果や仲間の結果に対して色々な感情がぐるぐるしちゃって、これを思春期の頃に味わったらもうどうなっちゃっていたんだろうかと思ってしまうくらい強烈な感情でした。

 

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(引用:Japa公式Facebookより)

 

これは先日のアマローテの最後にJAPA(日本アマチュアポケットビリヤード連盟)の方に撮ったいただいた記念写真で、この中に私もいるのですが、大人になってからこういう写真を残せるというのが素晴らしいと思うんですよ。

自分の結果は先日記載した通りあまりにあんまりでしたが、最後にこういう写真を撮る場にいることができた、というのが本当に嬉しかったです。

学生の頃に経験できていればまた人生違ったのかなと思いつつ、この歳になってからとはいえ青春の意味を知ることができました。

 

ビリヤードはいつでも始められる

ビリヤードは、お店に行けばキューも台もボールも用意されています。

また、やり方がわからないときは店員やお店に所属しているプロがやり方を教えてくれるスポーツです。

今趣味がない人、何か新しいことを始めたい人は是非初めてみてはいかがでしょうか。

1人で始める場合でも、同じお店にちょっと続けて通えば仲間ができるはずですし、仲間たちと全国へ行くこともでき、青春を体験できるので、これから始める趣味としてオススメです。