ビリログBtoA

球を撞いた記録と日々思うことと。ビリヤードがメインのブログです。

真っ直ぐ撞く練習でシュート率が上がった

ビリヤードで狙った球が入らないのは狙っている場所が間違っているか、狙っている場所はあっているけど手球が当たった場所が間違っているか、のどちらかです。

一般に、狙う力については素人もプロもそこまでの差はなく、狙ったところに真っ直ぐ撞く能力について著しく差がある、と言われています。

最近の私は、どうにも狙った球を入れる能力に欠けており、真っ直ぐ撞く練習をした方がいいと勧められたこともあり、真っ直ぐ撞く練習を開始しました。

撞点ごとの真っ直ぐ撞ける率

手球ストップになる中心付近(下気味)、しっかり上、しっかり下、の雑な3区分。

上下については細やかな配分であったりタッチであったりも影響すると思ってはいますが、まずは撞きやすい加減撞きやすいタッチで、ミスキューしない程度の上下で練習を開始しました。

 

中心付近撞点ならそれなりに真っ直ぐ撞けている

センターショットについては10/10で成功しました。

できることを練習しても仕方ないので難易度を上げて練習。

 

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この配置だと成功率が60%程度。

成功率がかなり低いので、もう半ポイントくらい手球を前にしてもいいかもしれません。

 

上を撞くときの成功率が90%近くまで上がってきた

上を撞く押し球はこの配置。

 

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先日の試合直後から2度目の練習にして成功率が90%近くまできました。

ただ、一度失敗すると成功率が80%前後まで落ち込むことがしばしばなので、まだ安定しません。

 

下を撞くときの成功率は80%届かない程度と低い

しっかり下を撞く引き球もこの配置。

 

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手前のポケットまで引けなくてもいいやくらいのキレよりもイレに意識を強く置いた撞き方です。

この撞き方をしていても成功率が80%に届かない程度で、引き球ってやっぱり難しいんだなと痛感しています。

 

真っ直ぐ練習で気付いたこと

ひたすら真っ直ぐ撞いているだけでできたりできなかったりしているので、1つのショットには色々な要素があるなと気付きました。

 

フォーム作成時にちゃんとキューラインを真っ直ぐにするのが本当に大切

これをできるかできないかでショットの成功率が雲泥の差でした。

中心付近と押し球との成功率がすぐに跳ね上がったのはこれのおかげだと思われます。

何度かプレストロークをして真っ直ぐに合わせればいい、なんていうのは本当に駄目だったんだなと痛感しています。

 

私の場合は、フォームを作るときに右肩を回してキューラインが右に逃げるのを抑えるけるようにすることで上手くいくようになりました。

ただ、意識すぎるとキューラインが左を向いちゃうので、まだまだ練習中です。

 

プレストロークは2回でいける

練習の緊張感がない状態だからなのですが、ちゃんとキューラインを合わせて構えられればプレストロークは2回で十分でした。

むしろ振り過ぎるとそれが理由でずれていっちゃいそうな感覚すら。

ただ、プレストローク1回だとグズグズだったので、今の自分には2回が適切なようです。

 

テイクバックは自分が思う真っ直ぐを意識

右利きだとテイクバックで体の内側に引きがちと言われていますが、鏡を使って確認したところ、確かに体の内側に若干引いていたものの、体の外側に向かって引く意識だと外過ぎになっていました。

これが真っ直ぐ、と思える位置に引くことで適切なテイクバックになっていたので、この部分については自分を強く信じることで対応できそうです。

 

テイクバックでキューレベル平行はまだ実感がない

やってるつもりですが、できている実感がないです。

他のことに気を取られ過ぎていてここまで意識を配れていない感もあるので、できることを増やしてここまで意識を配れるようになっていきたいです。

 

引き球でキューが右から左に出ている

現在一番の問題がこれ。

前々から引き球を撞くときにはキューが右から左に出がちだったのですが、イレ重視にしてもフォロースルーが左に。

切らせようとしてグリップを巻き込んでいる可能性であったり、肘が外に落ち込んでいることでずれている可能性であったり、と現状では色々な原因が浮かんでいるのですが、1回の練習では解決できませんでした。

入ったり引けたりしていてもとても気持ちが悪いのでもう少し原因分析を頑張ろうと思います。

 

1日真っ直ぐ撞く練習をした結果

結構じっくりと時間をかけて各撞点で真っ直ぐ撞く練習をしたのですが、その結果下記のような配置の球を一発で入れられました。

 

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こんなの練習前だったら10回やって1回入れば御の字だったのに。

このショットを球聖位に褒めてもらえて素直に嬉しかったです。

 

相撞きで露呈した苦手なショット

それなりに練習した後に相撞きをしたのですが、難易度は高くないはずなのに成功率が極めて低いショットがいくつか見つかりました。

 

殺し気味の引き球

例えば下記のような配置。

 

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気分よく撞いちゃうと手球が台の中央まで流れちゃって撞き辛くなるし、トロンといって前に転がっても厄介だから、引き回転を残しつつショットスピードは落としつつといった要素が求められます。

相撞きで何度か撞いたのですが1回成功したか否かという酷さでした。

 

半端に撞き辛い押し球

こんな配置です。

 

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レールブリッジを組むにはちょっと遠く、台上にブリッジを組むにはちょっと近い。

こんな感じの手球位置で、入れやすい加減で撞けば大丈夫といったネクストだったにも関わらず3回撞いて全て外しました。

まさか1回も入らないとはなぁ。

 

露呈した苦手を受けた練習配置

難易度と成功率との兼ね合いでできないとまずいと思っている上記2つのショット。

各々練習配置を考えました。

 

殺し気味引き球の真っ直ぐ練習

配置はこちら。

 

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できるだけショットスピードを落としつつ、引き回転がぎりぎり残るような感じにしたいところ。

ストップでも良しとしようと思います。

 

半端に撞き辛い押し球の真っ直ぐ練習

配置はこちら。

 

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これについては手球も的球と同じポケットインが理想です。

この位置が苦手なんだからこの位置でやるしかない。

 

やっぱり基本はとても大事

 真っ直ぐ撞く練習は派手さも楽しさもなく全く面白くない練習なのですが、自分が如何に基本をないがしろにしていたかがわかるし気付くことがとても多く、本当に大事な練習だなと気付きました。

そして、真っ直ぐ撞く練習2日目にして早速シュート率アップの傾向がみられていて衝撃です。

来月半ばくらいまで効果を実感できないかなって思っていただけに、こんなにも早く成果が出ていることに喜びしかありません。

この調子でどんどん撞きこんでいこうと思います。