ゴキブリを怖くなくしよう
黒くて速くてGなアレがどうにも怖いので、どうにかならないものかと考えていたらこんなニュースが。
なんともテラフォーマーズなニュース。
地球だけではなく、宇宙まで逃げたとしても怖さから逃れられない恐れが生じてきているので、そもそも怖くなくなるしか最早道はない。
何が怖いのか、思いつく限り解決していくことで人生に暗い影が降りることを防げるようになれば、と切に願う。
何故Gなアレは怖いのか
想像の中で物体を認識する際に、情報として最初に入ってくるものは、名前です。
そして、この名前がもう怖い。
端緒から怖いんだから、その後どんだけ挽回しようとしてもどうにもならない。
初対面の印象最悪だと恋人に成りようがないっていうのと同じ話です。
名前をどうにかできれば問題は解決できるかもしれない。
何故名前が怖いのか、を分析していこう。
濁音は怖い
Gなアレ、濁音にできる文字のすべてが濁音になっている。
濁音なんて1つでも十分怖いのに、濁音化できる文字はすべて濁音。
これはもう怖いなんてもんじゃない。
濁音にできる文字が全部濁音の名前属の中にはディディエ・ドログバっていうのがいます。
彼は聖人ですが、この見た目よ。
どれもこれも怖い。
こんなのが飛んできたら勝てない。泡を吹くしかない。
清音は怖くない
一方、清音だけで構成された名前というのは、もう全然怖くない。
真木よう子とか何も怖さがない。
ほら怖くない。美しい。そして若干エロい。
「真矢みき」という文字を見るたびに「あ、真木よう子出てるんだ」と空見するのも納得の美しさ。
これが飛んできたら、その日は赤飯だし、新婚旅行は熱海に行こう。
ずれた。今回変えるのは名前だけだった。
さぁ、Gなアレの名前を変えるとどうなるか、想像してみよう。
VS真木よう子シミュレーション
そろそろ夕飯を作ろう、と台所の電気を点け調理台にまな板を置き、冷蔵庫から人参を取り出した。
明日はごみの日だし、この袋に入っている生ごみも捨てないとな。
右手にピーラーを持ち、生ごみの入った袋の上で人参の皮むきを開始した際に、視界の隅を何かが横切っていった。
なんだろう、まさか、いや、そんなはずは。
横切った何かの向かった先は、サラダ油や調味料を並べていた一角だった。
手に持っていたピーラーと人参をまな板の上に置き、心にうっすらと湧き始めた不安から目をそらしてその一角に視線を向けた。
サラダ油のボトルが死角を作っていた。
微かに震える右手で、僕はサラダ油のボトルを持ち上げた。
(画像は自主規制)
うわ!出た!真木よう子だ!
姿を現した真木よう子は、再び死角に移動しようとしていたが、隠れることを諦めたのか、2本の触角を揺らしながら、硬直する僕と正対した。
今すぐに逃げ去りたい。けど、ここで仕留めなければ増え続ける真木よう子と同棲することになってしまう。
動き続ける時計の針の中、僕たちは身じろぐことなく見つめ合っていた。
いつかくるだろう真木よう子との出会いの日のために、と引っ越した日にホームセンターで買っていたゴキジェットが、台所から離れた居間の棚にしまってあった。
ゴキジェットを取りに行くためには、台所から居間に行かなければならないが、女心と秋の空。
僕が離れた間に真木よう子もまたどちらかへ行ってしまうかもしれない。
頼む、真木よう子よ。僕が戻ってくるまでのその幾何かの間、どうか僕を待っていてくれ。
ゴキジェットを片手に台所に戻ってきたが、真木よう子はどこへ行くでもなく、台所から離れる前と同じ姿勢でそこにいた。
若干の健気さを感じたが、やることはやらなければならない。
僕は、真木よう子に狙いを定めて、言葉を発することなく、ゴキジェットのトリガーを引いた。
ジューッという音とともに噴射された粒子は、確かに真木よう子をとらえた。
瞬間、真木よう子がもの凄い勢いで走り始めた。
逃げられてはいけない、僕は真木よう子の動きに合わせゴキジェットを噴射し続けた。
噴射を浴び続けて壁を走っていた真木よう子が、ふいに、壁から離れ、そして羽ばたいた。
その行く先には、僕がいる。
この狭い台所では横に動けない。
だめだ、避けられない。
うわああああああああ!
シミュレーション結果
ダメでした。
呼び方変えただけじゃあの形であの動きなんだから怖いもんは怖いわ。
無力な私たちは今後どうすべきか
バルサン炊いたり、ブラックキャップ置いたりして出会わずに済むような暮らしをするといいと思います。
もう本当に嫌なんだ!という方は、下記のような服があるのでおすすめしておきます。
最後に書いておきますが、私は、戦争を終わらせたり貧困層のための病院を作ったりするドログバさんも、SPでの迫真の演技やベロニカは死ぬことにしたでの大胆なセクシー演技をする真木よう子さんも、大好きです。
お二人の今後の人生に幸あれ。
そしてGなアレはもう本当に勘弁してください。