ファッキン骨折日記2 ~人間の所作を学ぶ~
痛い話の日記だけど今日はあんまり痛くない話だよ!
2日目の病院
前日は電子化にまったく対応できていないおじいちゃん先生でしたが、この日はおじいちゃん先生ではなく院長先生に診てもらいました。
なお、院長先生もおじいちゃんです。
院「昨日固定したんだね」
私「はい」
院「で、手術は、まぁいらないとは思うんだけど、してもいいとも思って」
お前も判断できんのかい!
院「だから、大きい病院に行ってどうするか決めてもらって、しないなら戻ってくればいいよ」
わからないから堂々と丸投げするスタイルが清々しい。
診察はこれだけ。紹介状とともに電子化されてるレントゲンのデータももらいました。
電子化によるプラスの効果ですね。
不自由なことできないこと
昨日、今日で片手が使えない不自由さを感じることがままありました。
難しいこと1:ビンの蓋を開ける
片手で蓋持つじゃん?ひねるじゃん?全部回るじゃん?
あれー?
これについては、座った状態で両足で挟むようにグリップすることで対応できることがわかりました。
猿のような知性で今日を生きている。
難しいこと2:袋をちぎるタイプの薬を袋から取り出す
ちぎるという動作を片手でできますか?私はできません。
これは、噛んでグリップすることで精度は低いけど対応できています。
動作が猿以下になってきていますが、私は折れた骨とともに今を生きている。
難しいこと3:鞄と傘を持つ
雨と骨折って相性最悪ですわ。
鞄を手提げから小さい肩掛けにして対応してみたのですが、紹介状やらCDやら労災の書類やらと荷物が増えてきてパンク寸前になっています。
難しいこと4:右手でsのキーを打つ
不思議なことに、sを打とうとするとdに着地してしまう確率がめちゃくちゃ高いです。
sよりも外側にあるaだと問題ないのが本当に不思議。
難しいこと5:衣服のボタンを閉める
開けるのはできるのですが、閉めるのがものによってはかなり大変。
親指の筋肉が攣りそうになりましたが、気合、努力、根性で勝利。
週刊少年ジャンプのような生き様。
できないこと1:傘を縛る
どこかにひっかけることでどうにかできないかな、とやってみたのですが、まぁ、ひっかけたって傘は回るよね。
ホント、雨と骨折って相性最悪だし、知性が猿以下!
駅で数分悪戦苦闘していたら2人組のOLさんが声をかけてくださり、縛ってもらえました。
ありがとうございました!
感謝しかないし、心の美女女神だな、と思いました。
幸あれ。
できないこと2:服の脱ぎ着
これに関しては、袖周りが狭いと無理で、広ければ何とかなるって感じでした。
結論
できないことは意外に少ない(球だって根性出せば精度はともかく片手で撞ける)のですが、不自由なことが多いし、一動作ごとにかかる時間も長くなっていて、まぁ不便です。
明日大きい病院で診てもらうのですが、手術の方向に持って行くつもりです。
次回予告
手術は果たしてどんな内容なのか。
ダルシムのようになることができるのか。
そして、本日夜に予約した酸素カプセルはどんな効果があるのか。
次回、そのすべてが明らかになる!
球撞きてー。