チャレンジマッチに行ってきた
虻川プロのチャレンジマッチに行ってきました。
そういえば、JPBAの方にチャレンジマッチで挑むのって初めてです。
昔は、JPBA1期の方のお店がホームだった関係で無料で世界プロと撞かせてもらえていたこともあり、国内プロにお金出して撞くのもな、と思っていました。
しかし、ここ最近A級の方にお相手してもらえるもののプロと撞く機会なんて殆どないし、そもそもプロにお相手していただくならお金をちゃんと払うのが筋だよな、と思うところもあり。
KeithAndyの即売会で来てたので、シミシゲさんに話を聞きつつ、3先とレッスン多めっていう感じでチャレンジしてきました。
3先とか、あっという間でした。
虻川プロの球、丁寧で堅く、流石プロって感じでした。
さて、レッスン。
まずはフォームを見てもらったところ、ずれが殆どなくなってたようです。
ただ、撞く瞬間のテイクバック時に2センチくらい体の方にキューを引き寄せてて、それを戻しつつ撞く感じになってます、とのこと。
次に、キュー切れについて。
全力引きしよう!としたときに最後に力んでしまっていたのですが、そのときに上述のキューの引き寄せが発生してから元の位置に戻りきる前に手球とキューが接触開始していることで、真下が撞けてなかったり、どそっぽに飛んで行ったりしてます、とのこと。
撞く瞬間も予備動作としてのストロークの延長でやれば随分違くなると思います、と言われたので意識してみたら、結構いい感じ。
こじっちゃう理由が最後にあったことが初めてわかりました。
そして、虻川プロの引き球を見せてもらい、目の前でキュイーン!と引いてもらいました。
撞く瞬間を見てたのですが、体全然動かないし、手、腕に一切の力みがないように見えました。
キューが手球に当たってからどれだけキュースピードを上げられるかを意識している、と言ってました。
もっとキューに血が通わせないとできそうもない話で、わくわくしました。
最後に、組立について。
例えば、この配置。
7番、サイドでもいけるし、コーナーでもいけるけど、振りを考えないと難しい。
で、6番を左振りにすると結構大変そう。
と、いうわけで、5番をどうしますか?と聞かれ、まず思いついたのは、左上コーナーにいきつつ、長クッションに入れて出す方法。でも、これだとラインをまたぐことになるから嫌です。
で、次に思いついたのが厚め直引き。
これはこれで、引きすぎて死ぬ未来が見える。
色々悩みましたが、直引きかな、と。
虻川プロに思ったことを伝えたところ、撞きやすいならそれでいいけどこの配置だと撞き辛くなる、撞き辛くなると引けなかったらどうしようという心理が働いてついつい撞点が下がり気味で引け過ぎになりがち。だから、これだったらサイドに行ってトロンと転がすのがいいと思いますよ、とのこと。
こんな感じ。
実際にやってみたところ、一発でできました。
次に、この6番。
への字が好きなら長クッションに入ってすぐ止まるイメージ、への字がいやだったりちびりそうならもうちょっと転がすイメージがいいです、とのこと。
こんな感じですね。
ちびりが怖かったのでもうちょっと転がすイメージで撞いてみました。
テイクバックを意識して、ぼちぼち利かせる感じで撞いたところ、
「結構、球が生きちゃってましたね」と、すごい苦笑いされました。
その後、取りきりの練習法を教わりました。
この図みたいに、テーブルの半分側に5個(6個以上でもOKとのこと)置いて、的球がある側のコーナーと、サイドの4つのポケットだけを使って取りきる練習をしてみると、キーボールに対するダシが正確になるし、キーボールを見つける目を養うことができるのでいいですよ、とのこと。
普段は、的球のないコーナーを保険で使えるけど、そこを縛るのがいいんだそうです。
やったことなかったので、今度早速やってみようと思います。
悩んでいたフォームや練習方法、キレについて色々アドバイスをもらえたし、綺麗な取り切りを見ることができたので大満足でした。