ビリログBtoA

球を撞いた記録と日々思うことと。ビリヤードがメインのブログです。

キッズビリヤードに感じた思いのシナジー

昨年の12月に行われたキッズビリヤードに家族で参加しました。

キッズビリヤード自体は前回の参加時と同様に親子ともに楽しめたのですが、前回とは違うなと思った点がいくつかありました。

キッズビリヤード自体の感想と、違いから感じた思いについてまとめました。

長男坊、ついにイングリッシュプールデビュー

前回キッズビリヤードに参加した際は、体力が持たずイングリッシュプールを前に寝落ちした長男坊。

 

 

今回は元気に参加できました。

長男坊初の試合です。

 

抱っこ作戦で得点獲得

4歳児なのでやはり試合で得点できるような球は撞けないのですが、それでも可能性があるところを狙わせたいのが親心。

長男坊は身長が届かないので基本的に台に乗って撞いていました。

 

f:id:fumy_billiard:20180111161533j:image

(練習時の一幕) 

 

しかし、ゲーム中盤で台に乗っても届かないところから撞かないと点が取れそうもない配置になってしまいました。

どうしたものかと悩んだのですが、1人では届かないなら親の力で届かせてあげればいいと気付く。

抱っこ作戦だ!

 

f:id:fumy_billiard:20180111161544j:image

 

私が長男坊を完全に抱えてあげるスタイル。

この体勢で撞いて長男坊が初得点をゲットしました!

なお、このとき私は、プレイヤーの矜持として片足をちゃんと床に着けています。

体の色んなところが伸びてかなりきつかったです。

 

参加者の変化から気付くみんなの思いの効果

前回と今回で参加者の層が違うなと感じました。

 

プレイヤーの親が多かった

今回、試合で総合優勝したのは平林英里子プロ親子。

また、私が最初に対戦した親子の中にはRevoシャフト使いのお父さんもいました。

前回はビギナーさんっぽいお父さんお母さんが多かったと感じたのですが、今回は皆様お上手というか、我が家含めプロアマ問わずプレイヤーの親とその子供というご家庭が多かったように感じました。

 

ニューアート大感謝祭でふるまわれたキューを持つ子供が多かった

当ブログでも記事にしたニューアート大感謝祭。

 

 

このイベントで、子供にはキューが無償プレゼントされていたのですが、我が家含めプレゼントされたキューを持ってキッズビリヤードに参加していたご家庭が多かったです。

 

ビリヤードを楽しむ人口の裾野を広げたい思いがリンク

ニューアート大感謝祭とキッズビリヤードは運営元も違うし連携も取っていないと思われますが、ショップがキューを提供しもらった子供たちがイベントに参加するといったコンボが上手く決まったようで。

どちらも未来のビリヤード業界への思いがあって、そのために行動をしていて、それがリンクしてイベントの成功や子供たちの笑顔につながったのかなと感じます。

私は単なる参加者にすぎないですが、凄く素敵なリンクだと思います。

 

子供たちのために、未来のビリヤードのために

ニューアートやキッズビリヤードが動いている中で、他の団体や企業も手探りではあるものの未来のために動いているなと感じることが増えてきました。

毎年お店が潰れていますし、現状はやはり厳しいんだと思います。

アマチュアプレイヤーの一人でしかない私のような人間にできることは非常に限られていますが、それでも何かを考え、考えたことをやっていくということはできます。

 

わかりやすいところでは煙草の問題やビリヤード場は子供が行っていい場所ではないという世間一般のイメージの問題があります。

人間はイメージで生きているものなので、できる範囲のこととして、悪いイメージを与えてしまうような所作は気を付けることがまずは大切なのかなと思います。

 

また、子供が成長するそのときまでお店を残していけるよう、自分達もビリヤード場でビリヤードをするし、友人知人等とビリヤードをして楽しさを感じてもらい、例えば2次会の選択肢に入れてもらえるようにする等、ビリヤードを身近な存在にしていくことが大切なのかなとも思います。

 

身内だけで盛り上がるのではなく、未だビリヤードをやっていない人も含めて盛り上がり、将来の子供たちも楽しめる環境を作るにはどうしたらいいか、何ができるのか。

これからも引き続き考えていきます。