宇宙で一番最高なバンドMutoid Manが来日するぞ!
Mutoid ManのギターボーカルというかCave Inのギターボーカルでありソロでも活動をしているSteve Brodskyのことが好き過ぎてしょうがない私としては、日本で見れるラストチャンスのように感じているので絶対に行きます。
その前に、夏ごろに新作も出ていたのでそのことからまとめていこうと思います。
Mutoid Manとは
(Mutoid Man公式Facebookより引用)
こんな3人によるバンド。
詳細は以前まとめた下記記事を読んでいただければ。
Mutoid Manという最高のバンドを紹介します - ビリログBtoA
メンバーのことをかいつまめば、Cave InのギターボーカルであるSteve Brodskyと、ConvergeのドラムであるBen Collarと、Saint Vinus Barというメタルバーの店員でありベースのNick Cageaoと、による3ピースバンドです。
音楽性はメタルというかポストハードコアというか、何と言いますか。
そんなにシャウトするわけじゃなく、どちらかと言うとテクニカルな演奏が多いように感じますが行くときはごりごりにマッチョに押してくるような感じで、まぁ、唯一無二です。
Cave Inの音源とConvergeの音源とを聴きこんでいると理解が深まるように感じます。
新作War Moans
(Mutoid Man公式Bandcampより引用)
2017年7月2日に出ていました。
Cave InにBenのドラムが入ったときの状態を発展させたデビューEP、そこからバンドMutoid Manを確立させた1stアルバムと経て、本作となったわけですが、収録されていたのは深化と進化の結晶でした。
音の数が減り鋭さが増した
1stアルバムはかなり色々な音が鳴っている曲が多く、メロディアスな感じと重厚感とが合わさっていて大層かっこよかったのですが、本作では音の数が減り、少ない音域となっています。
音の厚みが減った分、疾走感や鋭さに磨きがかかっており、訴えたい感情がダイレクトに耳に届いてきます。
ゲスト参加曲のクオリティがすごい
何曲か、ゲストが参加しているのですが、注目すべきはアルバム表題曲War Moansです。
ゲストとして、なんとマーティ・フリードマンが参加しています!
(マーティ・フリードマン - Wikipediaより引用)
タモリ倶楽部でよく見る方ですが、凄いギタリスト。
War Moansではマーティのギターが、なんかも暴れ狂っててすっごいです。
音源がyoutubeにあれば貼りたかったのですが、残念ながら見つからず。
そして、個人的に本作で一番好きな曲であるIrons In The Fireでは、Cave InのギターであるAdam McGratheが参加しています。
Mutoid Man - Irons In The Fire (Live in Atlanta, GA)
ライブ音源でも感じることができる独特な浮遊感かたまらない!
この記事にまとめるまでAdamが参加していることに気付いていなかった、Cave In独特の空間の広がるギターと、Mutoid Manらしさとが絶妙な調和をしていて最高だなと感じた理由がわかりました。
Metal InjectionのRobさん選出のランキングで2017年の1位獲得
このランキングにどれだけの意味があるのかわからないのですが、1位だそうです。
Rob's Top 10 Albums of 2017 - Metal Injection
やっぱり名作を作るとトップ獲っちゃうんですよね。
来日ライブでヘッドライナーも決定!
元々は、Sleepというバンドがヘッドライナーのライブで来日が決定していました。
私、メタルに造詣が深いわけではないのでSleepというバンドを存じ上げず、Mutoid Manがヘッドライナーじゃないし8500円もするしでチケットを買うのをためらっていました。
うじうじした日々を過ごしていたら、なんと別日にMutoid Manがヘッドライナーのライブが開催決定です。
しかもチケット代が4000円!やっすい!安すぎる!!!
これは行くしかない!
外国のバンドを4000円で見ることができるという、Cave Inの時以来のぶっ壊れ価格ですし、みんなも、行こう!