ビリログBtoA

球を撞いた記録と日々思うことと。ビリヤードがメインのブログです。

Kensingtonのトラックボールマウスを買った

小学4年生からパソコンを触り始めて幾星霜。

今までは普通の有線マウスを使っていたのですが、先日自宅のマウスが断線してしまったため新たなマウスを購入することにしました。

今まで使っていたのはエレコムの小さめなマウスだったのですが、何年か前に形自体が廃盤になってしまったらしく、私の手に馴染んだ形のマウスは最早この世に存在しません。

情報は正義ですが今生の別れと知ってしまったがために絶望に暮れながらビックカメラに足を運びました。

 

 

 

ビックカメラにはトラックボール体験コーナーがあった

有楽町店限定のような気はしていますが、マウスコーナーの一角にトラックボール体験コーナーがありました。

 

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パソコンの1つ下の段に置かれている大量のトラックボールマウスがパソコンに接続されているらしく、どれを使ってもカーソルが動いていました。

興味はあったけどこんなん絶対使いこなせない、と今まで使わず嫌いをしていたのでこれ幸いと片っ端から動かしてみました。

 

トラックボールに対するイメージが変わった

使いこなせるわけがないと思っていたのは、ちょっと動かしただけでカーソルが超高速であらぬ方向にぶっ飛んでいくに違いないこれじゃ淡色多めなイライラ棒フラッシュで遊べない!と勝手に想像していたからです。

しかし、実際に動かしてみると意外にトラックボールの回転量のイメージとカーソルの移動量とに乖離がないし、比較的思った通りの方向に動かせました。

フラッシュも終焉を迎えたしもうそんなに若くもないから手間をかけてまでイライラ棒とかやらないしということにも気付いたので、思い立ったが吉日ということでトラックボールマウスを買ってしまいました。

 

KensingtonのOrbit Trackball with Scroll Ringを買った

買ったのはこれ。

 

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青と黒のコンビネーションがとてもかっこいい。

大きさは、中指の先端から指に最も近い手首のしわまでの距離が18センチである私の掌と殆ど同じサイズで、下記サイトによると体の大きな小学生サイズなんだそうです。

 

 

体の大きな小学生サイズて。

 

Orbit Trackballの良いところ

まだ使い始めて数日ですが、これは良いなと感じるところが多々あります。

 

トラックボールが真ん中だからすぐ馴染んだ

トラックボールのイメージって、下記のLogicoolのマウスのような、親指のところにトラックボールがあるイメージでした。

 

刀を振るのは小指、キューを握るのは人差し指と中指で、親指っていうのはサポートする指っていう認識だったので、親指で細やかな動きとか無理でしょイライラ棒からの素敵なCGゲットが不可能でしょと思い倦厭していた節があったのですが、Orbit Trackballのトラックボールは真ん中。

つまり、トラックボールを動かすのが人差し指や中指なので、細やかな動きがやりやすい構造です。

トラックボールデビューの日から大体の操作を苦労することなくできているので、優れた構造だなって感じています。

 

手が疲れないし場所を取らない

これはトラックボール全般に言えることだと思うのですが、トラックボールを転がすだけで腕を動かす必要がないため、手が殆ど疲れないしマウスを置く場所の制限もなくなりました。

動かせる範囲の限界まで動かしちゃったから一度浮かせてカーソルを動かさないようにしてマウスの場所を変えるっていう操作をする必要がなくなったのが地味にストレスフリーです。

 

スクロール時にカーソルが動かない

スクロールはトラックボール周りに配置されているスクロールリングを回転させればできるので、トラックボールに触れずにスクロールリングを回転させることでスクロールとカーソル移動とを独立させることができるのもいいところです。

何よりカーソルが軽いので、右手で頬杖突きながら左手でカーソルを回すとかも楽にできて、自由度がかなり高い。

 

Orbit Trackballの厳しいところ

最高だなとは思っていますがちょっと厳しいところもいくつか。

 

手が小さい人には扱いづらい

私よりも手が小さいうちの妻も使ってみたのですが、左クリックのボタンに親指がぎりぎり届くといった感じでちょっと厳しいと言っていました。

中指の先端から指に最も近い手首のしわまでの距離が18センチの手の大きさが限界なのかもしれません。

 

まだ細やかな操作が難しい

仕事柄、Visioでフローチャートや状態遷移図を描いているのですが、コネクタを繋いだり位置を調整したりする細かい動作がまだ難しいです。

21年使っていた普通のマウスから乗り換えて数日なのでまったく同じように操作できるわけがないのは当たり前なので、これはそのうち慣れで対応できるかなって考えています。

 

親指で左クリックする斬新な感覚

左クリックは人差し指、右クリックは中指、というのが一般的だと思うのですが、真ん中のトラックボールを操作するために人差し指が使われているため、左クリックが親指となっています。

これ、意識していれば全く問題ないのですが無意識に操作するときに脳が追い付かずに一瞬わけわからなくなることがあります。

脳の劣化を突きつけられているようで悲しくもありますが、ここを乗り越えるのは脳トレになると思い直して使っていたら3日目にして克服できました。

なんだいまだまだ若いじゃないか、と自分を信じていたい。

 

人差し指で操作できるOrbit Trackballはオススメ

手の負担が軽減されるしスペースも最小限で済む、という従前のトラックボールの利点に加え、人差し指で操作できるからトラックボール未経験でもすぐに馴染むことができるという利点も持っているOrbit Trackballは相当魅力的な一品だなと感じています。

トラックボールまじ神!他はクソ!みたいなトラックボール原理主義者ではないので絶対に乗り換えよさもなくば天罰が下るとは言えないですが、マウスを買う際には一度検討してみるといいのではないでしょうか。

トラックボールを食わず嫌いしていてちょっと損したな、と感じている最近でした。