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球を撞いた記録と日々思うことと。ビリヤードがメインのブログです。

シュート力、ダシ力向上のためのドリル練習3

前回、あまりに難易度を上げ過ぎて100回やっても1回もクリアできずに心が折れてしまったドリル練習。

できないことをやるのが練習と言えど、あまりに身の程に合っていない練習はかえって練習効率が悪いのではないか、とご指摘をいただいたしごもっともなので、難易度を下げた配置で練習をしました。

 

 

 

今回の配置その1

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クッションから数ミリ浮き、番号順に入れていく、最初は手球フリーです。

これを3回クリアできるまでやってみました。

 

配置コンセプト

前回は右長クッション側にボールを置いたことで難易度が激増していたので、今回はボールを取り除き第2クッション位置について限定を排除することで難易度を下げてみました。

クッション際が下手くそなのでそのイレ、ダシの練習です。

 

配置その1を実際にやってみた結果

3回クリアするまでに25回挑戦し、それぞれの成功率について割り出してみたところ、下記のような感じに。

 

  • 1番の成功確率:88%(22/25)
  • 2番の成功確率:41%(9/22)
  • 3番の成功確率:33%(3/9)
  • 1~3番すべてを取りきる確率:12%(3/25)

 

失敗はシュートミスと次につながらないダシミスとの合算なので、ここも分離して集計すればよかったなとちょっと反省。

 

1番は100回やった成果が出た感じ

前回の100回練習で1番だけは100回挑戦していますが、100回やったこともありシュート率についてはいい感じでした。

やはり、イレ力向上のためには反復練習が一番効きそうで、千里の道も一歩から感が強いです。

 

1番から2番で入れて出せるところに出せていない

入れば3番に出せるところに1番で出せているかもしれませんが、結果を見るに、出せるかもしれないけど入らない位置に出てしまっているので、シュート力に見合った位置に出せていない、というミスになっています。

ダシというのは次につながる場所に出すことですが、次につなげるにはそもそも球を入れないといけないわけで、シュート力の足らなさを痛感しています。

 

3番の位置の球が苦手

最後の3番は入れるだけでいいはずなのに33%という成功率の低さ。

やってて改めて感じましたが、厚みが1/2以下になると本当に見えていませんでした。

1番はポケットに近いからごまかせているのでしょうが、3番くらいポケットから離れるとごまかせないもので。

3番をイレて出す練習をすれば2番の位置でも対応できるでしょうし、ここに特化した練習の必要性を感じる。

 

今回の配置その2 

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クッションから数ミリ浮き、番号順に入れていく、最初は手球フリーです。

これを3回クリアできるまでやってみました。

 

配置コンセプト

左長クッションでやったら右長クッションでもやりましょう、というだけで他のコンセプトについては配置その1と同じです。

 

配置その2を実際にやってみた結果

3回クリアするまでに16回挑戦し、それぞれの成功率について割り出してみたところ、下記のような感じに。

 

  • 1番の成功確率:75%(12/16)
  • 2番の成功確率:33%(4/12)
  • 3番の成功確率:75%(3/4)
  • 1~3番すべてを取りきる確率:18%(3/16)

 

右利きなので撞きやすい分成功率が上がった

右利きなので、右長クッションに並ぶボールについてはちゃんとフォームを作って撞くことができるため、左長クッション際より練習量が圧倒的に少ないにもかかわらず成功率が高かったんだと思います。

撞きやすさを意識するって大事かもしれない。

 

1番から2番でひねり足らずが多かった

具体的なダシミスの回数を覚えていないので定かではないですが、体感だと1番から2番で薄くなりすぎて2番で失敗することが多かった記憶があります。

撞きやすいことで撞き辛かった左長クッションのときよりも過度にひねりが入ることがなかったのかも。

 

2番から3番はひねり過ぎてのスクラッチが多発

1番で無意識下で反省したからなのか、3番に厚く出すために突っ込むからなのか、2番でひねり過ぎてサイドポケットに飲まれることが結構多かったです。

 

3番の成功率の高さは眉唾

右振りなら得意というわけではなく、繰り返しの練習の中で3番に厚くする加減がわかってきたことで、3番を厚くすることができ、3番までたどり着けたときの成功率が上がっただけのような気がしています。

唯一外した時はやはり厚み1/2以下だった記憶。

厚くて入れるだけならどうにかできますが、ダシもとなると、厚いと弾いたり切らせたりする必要が出て、結局シュートミスになるような気がしています。

やっぱり1/2以下の厚みでも入れられるシュート力が求められるな。

 

練習の集中力が低い疑惑

この練習の最中に急きょ帰宅する必要が出てきてしまい、最後の1回と思って挑戦して3回目の成功になりました。

最後だ、と気を引き締めたら1発で成功するっていうのは、そもそもの練習時の緊張感が足りないということなんじゃなかろうか。

練習だと何回外しても自分のターンで緊張感が不足しがちっていうのは、ちょいちょい上手い人が口にしていることだった記憶です。

余程気を引き締めないと緊張感を保てないのかもしれないけど、できるだけ頑張って緊張感を持ちたいものです。

 

次回の練習予定配置

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これで5往復を目標にしたい。

難しすぎたら3往復でもいい、のか。

やり込んで慣れていけば5往復くらいなんとかできるんじゃないかなって思っていますが、果たして。

この練習をもって長クッション際の練習の最終章にしたい。

 

というのも、短クッション際の方がダシのイメージがやばいことに最近気付いてしまったのです。

更に、フットスポット等のクッションから浮いている球のイレだって大分怪しいといった現実があるので、いつまでも長クッション際ばかりやっててもよろしくないなと。

 

ドリルだけじゃなくキュー切れやブレイクも練習したいし、ブレイクも威力だけじゃなく試合用の精度を意識したブレイクの練習をしたいし、とやりたいことが山積みで大変ですが、1つずつ頑張っていきます。

1人練習は最高に楽しい。