シュート力、ダシ力向上のためのドリル練習1
今までずっとごまかして球を撞いていましたが、先日の球神で改めて突きつけられた感があるシュート力とダシ力の不足。
イージーな球の精度はぼちぼち上がってきましたが、全球イージーにできるわけがないし、回ってくる球がイージーなんて言うのはまれなので、やはりここ一番で流れを持ってくるにはシュート力が必須です。
また、自分で勝手に難しくしてしまうのを防ぐためにはダシ力が必須です。
どちらも全く足りていない現状なので、現状を打破するためにドリル練習を開始しました。
今回の配置
1番と2番はクッションから数ミリ浮きです。
手球フリーボールで番号順にとっていきます。
配置コンセプト
レール際の球に対するシュート力が低かったことと、長クッション間の移動距離、第2クッションを入れる位置の感覚を養いたい、というのがまずあります。
また、クッションから徐々に浮くような球に対する適切な上下撞点の選択ができるようになりたい、というのもあります。
そして、1~5番までの長クッション間を往復していく取り方から6~9番の毛色が違う取り方に気持ちを直ちに移行できるようになりたい、というのと、1~5番で第1クッションが上短クッションになる振りにしたら失敗確定にしたい、というのが7~9番の意図です。
実際にやってみた結果
20分かそこらに1回の頻度でクリアできました。
1~4番までが鬼門で、意外に8番までいってからミスすることもちらほら。
こんな8番を順ひねりで9番を右上に取ろうとした際のシュートミス(薄く飛ばす)が多発しました。
速度、カーブの出方、スロウの関係性がまだ掴み切れていないんだと思います。
3番と4番で感じた利き目問題
3番と4番、厚みが半分よりも薄くなるくらいから見え方に露骨な差を感じました。
3番は薄く見える、よく手球が転がるように見えるのにあまり転がらず。
4番は3番での反省を踏まえてそんなに転がらないって思ったら異様に転がる。
3番は見ている厚みに対する認識が薄い方向にずれていて(本当は厚み1/2なのに2/5くらいだと思って厚み1/2に向かって撞いている、といった感じ)、4番は見ている厚みに対する認識が厚い方向にずれているんだと思います。
この問題、おそらく右利きの左利き目という利き手と利き目が異なっていることに依存していると思います。
ただ、利き目を変えるというのはできない話だし、利き目が利き手と違うからハンデあげるねとか起こりえない話なので、そういうもんだと受け入れて慣れていくしかありません。
量を撞いて感覚を養えば対応できそうなので、撞きこみます。
ショットのタッチが良くなった
固定の配置で何度もやり直すことで、厚みごとに必要なショットの加減を理解できたからなのか、求められるショットのタッチがよくなりました。
おそらく、この厚みならこの撞点をこんな加減で、というのが繰り返しの練習によって体得に近付いたことで、迷いがなく良いタッチになったんだと思います。
ドリル練習はやはり反復が大切。
ドリルの難易度はそんなに高くない
このドリル、試しにA級のブラッドEXさんにやっていただいたのですが、ブラッドEXさんはノーミスクリアでした。
A級ならノーミスクリアできるレベルなので、B級であれば何度かのミスで十分にクリア可能な難易度だと思います。
私もクリアできてますし。
相撞き時のシュート力が一気に上がった
下記のような配置もぶち込めました。
スクラッチでしたが。
力加減に対するイメージ力が上がりタッチが良くなったからなのか、シュート力がちょっと上がった感がありました。
次回の練習予定配置
全部クッションから数ミリ浮きです。
ありがちなドリルですが、ありがちなのにマゾ度が高そうなドリルです。
コンセプトは第2クッションの精度アップとバタバタなので、極力逆は使わずに取りきりたい配置。
試しに1回だけやってみましたが3番で外しました。
2回目にして難易度上げ過ぎな感がありますが、やってできないことはないだろうと。
ドリル練習最大の敵は苛立ちなので、心穏やかに集中して頑張ります。