第19回球神サマーカップに出ました
絶不調だった6月半ば、具体的には6月13日に西尾プロのレッスンを受け、ちょっと前に書いたタップ交換を6月14日に実施。
そこから10日経過した6月25日に第19回球神サマーカップに出場してきました。
レッスンでフォームをがっつり治し、タップを新調してから試合までの練習回数は4回かそこらで、時間にして10時間ちょっとくらいか。
こんな状態で試合に出るってなかなかにアレですが、元々予定していた試合だったので腹括って参加しました。
- 第19回球神サマーカップとは
- 今回の試合で心がけたこと
- 予選1試合目:C級の方との対戦
- 予選2試合目(勝者最終試合):B級の方との対戦
- 予選3試合目(敗者最終試合):LA級の方との対戦
- 予選終了から決勝トーナメント開始まで
- 決勝1試合目:強いB級の方との対戦
- 決勝2試合目:LCの方との対戦
- 決勝3試合目:強いB級の方
- 決勝4戦目:7番隊隊長さん(強いB級)
- 最終的な試合結果
- 試合でいい結果を残せた理由
- 試合の反省
- 球神のまとめ
第19回球神サマーカップとは
上記画像に記載のフォーマットのBC戦です。
毎回フルエントリーになるし今回もフルエントリーになったので参加は96名。
午前の部のみ試合前に1時間練習時間があるので、私は午前の部で参加しました。
今回の試合で心がけたこと
- 常に最善手を模索する
- 自分の可能性を信じる
- 気持ちを切らさない
- ブレイクは抑えるブレイクが上手くいってから強くする
この4点をしっかり意識しました。
ブレイク以外の3つについては、今後も常に意識していきたいものです。
予選1試合目:C級の方との対戦
試合前練習ではやればやるほど課題が出てくるといった低調な内容だったのですが、練習の内容そのままに試合でもぐずぐずな泥仕合を演じました。
全ラック8番からの勝負みたいな感じでしたからね。
お相手の方もがっつり緊張していたようで、ドローショットでがっつりミスキューしていたのでまさに試合、といった感じ。
試合結果:W-2
3-1から追いつかれ、ヒルヒルまでもつれました。
ヒルヒルのラックでは、相手の方が9番を絡めた無茶なコンビを狙ってきて穴に9番が寄ったのでかなり怖かったですが、そういうことをやるってことは気持ちが追い詰められているってことなんだろうな、と過去の自分を振り返って冷静になり、なんとか仕留めました。
予選2試合目(勝者最終試合):B級の方との対戦
いまいち調子が上がらないままに1試合目をこなしたものの、2試合目になっても調子は上がってこず。
ただ、お相手の方も調子があまりよくなかったようで、今度は7番からの勝負のような感じ。
お互い調子良ければ実力は五分かお相手の方の方が上手かな、といった感じでした。
試合結果:3L-W
先にリーチをかけたもののそこからまくられてしまいました。
最後の最後、相手が外した結果だったかセーフティだったかがこの配置に。
これを腹切バンクで左下コーナーに狙って外し、右下コーナー前まで転がって終了。
外しても短クッション真ん中に残したい、と思っていたのですが、力加減が圧倒的に強かった。
こういうセーフティがこの日は結局決まらなかったので、練習不足が露呈しました。
予選3試合目(敗者最終試合):LA級の方との対戦
私、この女性の方と過去2度対戦したことがあり、2度とも蹴散らされています。
間近くは1月の試合の最後の負けた相手がこの方でした。
この方、季節杯準優勝というだけあり、単純に上手いんです。
試合結果:W-2
0-2の残り3球でセーフティ食らってファールしちゃって、9番までいかれたときにはもう諦めかけたけど、そこで相手の方が9番を外して、その残りがこれ。
ほんのわずかに振りがあってちょっと厭らしいけども、これを根性でぶち込んで九死に一生。
次ラックは残り5球でセーフティを決めて、フリーボールからこの配置。
4番を左上コーナー、5番を左下コーナー、7番を右サイドにストップショットで入れて、8番は得意の引きで横に流す球、とすごくラッキーな配置でした。
最終ラックも序盤でダシミスして撞き辛になるものの根性で入れてからのセーフティ、そして最後は取りきりと決めて逆転勝利になりました。
お相手の方に「Fumyさん私苦手だったでしょ」と思いっきり言い当てられたので「苦手というかお上手なので勝ててなかっただけっす」と回答。
相手からするとわかるもんなんですね。びっくり。
予選終了から決勝トーナメント開始まで
13時半に予選が終了し、再集合の時間は16時半でした。
結構な時間があったので、フードイン付のファミマでお昼ご飯を食べ、その足でスーパー銭湯に行きサウナ&水風呂をキメ、戻ってからアライアンスアライブをやって過ごしました。
ここで心身ともにがっつりリフレッシュしたのが決勝トーナメントに効いたようです。
この辺り、地元民だし自転車で会場に行っていたからこそなせる業です。
なお、決勝トーナメントが始まったのは17時半過ぎだったので、もうちょっとゆっくり遊べたなとも思いました。
決勝1試合目:強いB級の方との対戦
お相手は、5月のBC戦でサクッと私を処理した強いB級の方。
最初からクライマックスじゃないか。
しかも試合をした台はUstream配信がなされていた台。
ドキドキである。
試合結果:W-1
最初のラック、相手の方のブレイクが弱かったのかラックが立っていなかったのか、よくわからないけどなんかぐちゃっとしてトラブルだらけになったので早々に3ファール狙いに切り替えました。
もう少しってところまでいったけど惜しくも3ファールはとれず。
ただ、セーフティしまくってる間に適度にトラブルが解消されたのでなんとかなりました。
その後も温冷浴効果なのかズバズバ撞けるし外せばナチュラルセーフティになるしで相手の方も心が折れちゃったらしく3-0とリードし9番まで到達。
この時に、これで勝ちだとかこの前負けたこの人に勝つだとか諸々変な気持ちが胸中に渦巻いて、わずかな振り程度だったイージーな9番を飛ばしてしまいました。
Ustream配信台だったにも関わらず外した瞬間膝をついてへこんじゃったし、膝つくときの勢いが良すぎてちょっと膝が痛くなった始末。
ただ、このラックを取られた後も相手の方の気持ちが戻ってくることがなく、ゆるゆるっと勝てたので良かったです。
決勝2試合目:LCの方との対戦
球神のフォーマット上LCの方は2ラック先取り。
一方B級である私は4ラック先取り。
このハンデはなかなかきついのでできれば女性の方とは当たりたくなかったのですが、ここで当たってしまいました。
お相手の方は1試合目シードだったので9ショット練習があったのですが、練習でセンターショットはしっかり決めるし押し球もスクラッチさせるしで、「LC???」と震える私。
毎ショットアドレスから丁寧に構えてショットしていたので、隙のなさが怖い。
試合結果:W-1
3-0まで行ったところで1セット取られて死ぬかと思った。
2ラック目かそこらで9番をお互いに飛ばしまくって9番だけで5回以上撞いた気がします。
完全に泥仕合でしたが、またもナチュラルセーフティが炸裂しまくってなんとか勝ちました。
決勝3試合目:強いB級の方
ここまでくると最早弱い方は残っていないのですが、お相手はやはり強いB級の方。
ただ、この方、先日のBC戦で初マスワリを私が出した際のお相手なんですよね。
私はあまり気にしていなかったのですが、お相手の方は「相性が悪い・・・」と結構気にしていたようです。
試合結果:W-1
この日1番のいい球を撞いて勝ちました。
1-7キャノンから難しい1番をねじ込んで入れ繋いだりとか、セーフティも決めたりとか、殆ど自分の思い通りに撞けました。
また、この試合で新たなタッチに目覚めたような感覚が。
相性ってやっぱりあるのでしょうか。
決勝4戦目:7番隊隊長さん(強いB級)
決勝4戦目に当ブログにコメントいただいている7番隊隊長さんと激突。
前日12時間撞いてたのに決勝に入ってから体が目覚めてきたとかいう体力お化けの様相を呈していましたが、普段の成績は五分に近いし負けたくないところ。
試合結果:1L-W
試合で喋らない7番隊隊長、めっちゃ強かった。
なんもできずにサクッと負けてしまいました。
練習量の差を見せつけられてしまったなぁ。
最終的な試合結果
ベスト8、5位タイでした。
96人参加で5位タイって実力や状態を考えたら万々歳なんじゃないかな。
人生初めての入賞でした。いえーい。
試合でいい結果を残せた理由
9時から途中4時間の休憩をはさんで結局22時半まで撞いていましたが、色々いい結果を残せた理由があったと感じています。
試合前に西尾プロのレッスンを受けた
絶不調時に西尾プロのレッスンを受けたのがよかったんだと思います。
フォームをがっつり治したからまだまだものになっていない部分は多いですが、本当に追い詰められた予選敗者最終で、教わったエッセンスを体得できた感じがあります。
レッスンの結果、ベスト8になっているんだからやっぱり西尾プロのレッスンがすさまじいんだと思います。
予選終了後でスーパー銭湯に行った
これ。
風呂入ってくつろいで、サウナと水風呂を往復して何かが覚醒して、仮眠して疲れを吹っ飛ばしたことで体がぽかぽかした状態で試合に臨むことができ、緊張も大分ほぐれていたんだと思います。
球神以外でこれを実行できる試合はないような気がしますが、今後の球神でもこれを実践したい。
気持ちが最後まで逃げなかった
例えば、下記のような配置を午前中は外しまくりました。
午後になってからも何度か遭遇したのですが、いい加減これをぶち込めこの野郎!と自分に発破かけて逃げずに撞くことで少しずつ失敗を克服していきました。
運が良かった
トーナメントの山を見ていたのですが、有名なSBの方々が皆反対側の山だったので、その点でも運が良かったような気がします。
こればかりは自分でどうにかなるものじゃないし、SBの方が相手でも戦えるようにならなきゃいけないので精進します。
試合の反省
最終的には負けていますし、道中もちょいちょい酷かったので思うことがあります。
シュート力が低すぎる
遠い球になるともう何があっても入らない酷さでした。
例えば下記のような配置。
決して簡単ではないですが、何度もこういう球を撞いてことごとく外した悲しみです。
昔はこういうのをちゃんと入れることで調子を上げていくプレイスタイルだったのに、不思議。
アンドセーフが下手
2戦目の腹切バンクもそうですが、あの手の「外しても短クッションの真ん中に残す」のような的球を転がす距離をコントロールするアンドセーフが1回も成功しませんでした。
なんで上手くいかないかなって気になっていたのですが、試合後にA級の方がアンドセーフの実演しているのを見ていて、ショットパワーが強すぎだったことを把握しました。
これはこれで練習しないとだな。
球神のまとめ
実力を超えた結果が出たことには満足したものの、色々な配置でシュート力の低さを感じることがありました。
最後の方で掴めた感触を今後も生かせればもうちょっといい感じになれそうだったのですが、試合後仕事が多忙になって1週間撞いていないので、掴めた感触が残っているか不安です。
シュート力等の攻撃力アップが早急な課題と把握したので、シュート力を磨けるようにドリル練習を頑張ろうと思います。
何より、人生初の入賞、嬉しい。
未だににやにやしちゃいます。
頑張ってやってきて、結果が出てくれるって嬉しいね。