ビリログBtoA

球を撞いた記録と日々思うことと。ビリヤードがメインのブログです。

2017年撞き初め

あけましておめでとうございます。

昨年は、撞きこんだり骨折やら何やらで中断したり朝活で復帰したりと練習できてるんだかできていないんだかよくわからない1年でした。

今年は手首のプレートを抜く以外で中断の可能性が生じそうな事象が今のところない(プレート抜いても中断にならなそうではある)ため、頑張ってキューを振っていきます。

 

 

 

年始相撞き10連戦

ホームでは今月末まで、常連同士で9ボールの対戦をし、結果に応じた得点を記録、記録された成績に応じて最終的に特典が付与される、というイベントが開催されています。

これが10試合しないと参考記録となってしまい特典が得られない仕様であるため、年明けてからの参加ですが皆様にお相手していただき10試合消化できました。

結果は4勝6敗と負け越しでしたが、5連敗した翌日に4勝1敗で切り抜けられたので、相撞き勘が戻ってきたみたいです。

まぁ、また当分相撞きできないだろうから戻ってきた勘がどこかに旅立つのでしょうが。

 

穴傍の球からのダシ

下記のような穴傍で短クッション側に位置する的球に対して任意の場所に出す技術が著しく欠けていることに気付きました。

 

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例えば、1番から9番に出すときに、どれくらいの振りが適切でどういうラインで出せるのか、といった知識がない。

相撞き時もこのような配置があったのですが、結構厚かったのに流れていくと誤解して弱めにいき、手球がヘッドラインよりも上短クッション側に残るとかいう悲惨な結果でした。

そういえばこの配置の練習ってしたことないな。

 

悔やまれるミス

B級の方とやった際にマスワリがかかっていた下記配置。

 

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押しでサイドを越えるラインのイメージがどうにもできなかったので、厚めに穴振りして引きでいけばサイドを越えたところにクッション入るだろう、とイメージしていたのですが、

 

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このありさま。

これも穴傍ですが、これはこれで厚みごとに押しやひねりでサイドを越えるラインを勉強していかねば。

 

相撞き10連戦まとめ

前半5戦は、ちゃんと真っ直ぐ振れているだろうか、フォームは大丈夫だろうか、と不安になってしまいどうにもなりませんでした。

一方、後半5戦については、左足が内側になり過ぎていたことに気付き、相撞き中にそこを修正できたことで真っ直ぐ振れている自信が出てきたこともあり、イレに集中できていい結果になりました。

試合でもそうですが相撞き時はいらんことを考えずにとにかく自分を信じてイレに集中することが大事だということを思い出せました。

 

考えるフェーズはアドレス時、そこから先は集中して撞くフェーズ。

並行して複数のことをやるのが苦手な人間なので、しっかりと割り切って意識をフェーズごとに切り替えていきます。

 

大西プロのレッスンを受けました

フォームが不安、キレが足りない、ブレイクがとっちらかってる!

これはもう自分一人ではどうにもならんな、とずっと思っていたのが昨年12月。

ちょうどタイミングが合ったこともあり大西想プロに色々と見ていただきました。

 

フォームについて

ほぼ問題なし、ここまでできているのにあまりフォームに気を取られるとかえって上達が阻害される、とのことでした。

やったぜ!

ただ、いくつか修正点があるとのことでした。

 

フォームの修正点と解決する練習法

修正点は下記2点。

・右利きの人は往々にして撞く直前のテイクバックで体の内側に引き気味で、結果左にこじるので撞く直前のテイクバックで体の内側に引かないように気を付けてみる

・撞く前の素振り時にキューレベルがついているので、グリップを緩める等の工夫をしてキューレベルがなるべくつかないように意識してみる

 

これらを解決するために、レールと台との境目の直線状でキューを大きく振る練習をするといい、とのことでした。

やってみると確かにテイクバックが内側に入ってたしレベルもついていたので、1日の練習の最初と最後にレール上で練習して修正していきたい。

 

キレについて

朝活の場所、今は新ラシャなので2-2配置でスクラッチ余裕なのですが、ラシャ変え前はなかなか引けずでした。

これ、大西プロ曰くラシャが重かったからでスクラッチはかなり難易度高い、とのことでした。

これについてはやりこむしかないそうです。

頑張ろう。

 

ブレイクについて

憧れのフォームの動画を見ていただきどうした方がいいかを伺ったのですが、以下のようなご指摘を受けました。

 

・動画のフォームは頭がちゃんとキューの上に乗っているけど私は現状乗っていない

・動画のフォームは撞く際に頭、芯となる場所が殆ど動いていないけど私はぶれっぶれ

 

頭が動いていない、については殆ど着目していなかったので寝耳に水でした。

 

精度と威力について、今までは精度度外視威力偏重で練習していましたが、仮に威力が理想の40キロに近づいた際に、40キロ出せる撞き方でちょっと威力落としただけで精度が出せるんだろうか、ということがちょっと気になりました。

特に、頭の位置であったり体の流れであったり、かなり大きな要素を無視して威力を求めても、最終的に実戦で使うためのブレイクを習得する際に、威力を求めたブレイクの練習が無駄になってしまうのではないか。

 

ご指摘受けた点については、意識すると現状では威力の低下があったのですが、それでも精度を出すために大事な要素だと思うし理想のフォームがそうなっているんだからちゃんと意識して今後のブレイク練習に励みたい。

あと、ブレイクの精度について、レストを気持ち短めにするといいというお話だったので、それも意識します。

 

相撞きでのご指摘

相撞きしていただき、せっかく回ってきても9番でイレラッチするとか酷い有様でサクッとやられて終了したのですが、僅かなプレイからご指摘を受けました。

 

・撞く前にアドレスをしっかりとってるところと、撞き終わってから体が動いていないところはとても良い

・ダシのラインのイメージがとてもよくない

 

褒められたポイントは非常に嬉しいけどラインについては猛省しかない。

1クッション目だけではなく2クッション目についてもしっかり考え、押しだけのラインでスクラッチ等が危なければ僅かなひねりを入れるといった対応もちゃんとしましょう、とのことでした。

 

ひねりについて、今まですぐに1/2タップや1タップひねっちゃっていたのですが、1/4タップとかでもスクラッチ回避はできるとのこと。

これならイレにほぼ影響しないだろうしどんどん挑戦して習得していきたい。

また、ラインについては、最近特に押しのラインのイメージが悪く、それで引きで取りがちなので、ここは一度引きを極力排して押しのラインをちゃんと覚えるように頑張っていきたい。

 

大西プロによるレッスンまとめ

プロに「問題なし」って言ってもらえると一気に自信が湧く不思議です。

また、今まで気付いていなかったブレイクの勘所や、今まで見つめたくなかった自分の欠点についてもご指摘いただき、今後の練習の方向性が定まりました。

非常に有意義なレッスンで嬉しい限りでしたし、これが無料レッスンだっていうんだからBanBan系列の価格破壊はやばい。

ありがとうございました!

 

ドリル練習

大西プロのレッスン最後に、5個取りきりでイメージ通りになるまでちゃんとやり直すこと、と指摘されたのですが、そのときの配置のスタートが非常に嫌なイメージの配置だったので、最初3球に絞ったドリル練習をしていみました。

 

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1番から2番で、手球を左長クッションのサイドから1つ上のポイントに2クッション目を入れて、2番をサイドに取る練習。

順押しって苦手だなって思っていたので、いい練習になりました。

 

2番を右振りでサイドに取るために1番から2番で2クッション目を入れる場所について、2番から右サイドまでの直線上の位置ではなく気持ち右側の位置に2クッション目を入れることで、2クッション目からの跳ねで左振りから右振りに変わるようにするとともに、2番が薄すぎになることを防ぐ、といった意識を持つといい、とご指摘を受けました。

こういったところがいつもふわっとしていたので、言語化できる程度の明確なビジョンを持ってから撞くようにしないとダメだな、と身に染みました。

 

次週に向けて

フォームについてはある程度目途が立った、ということでフォーム練習に置いていた重さをイレやダシに回していきます。

 

ホームで常連さんにご指摘を受けたのですが、漫然と練習しないためにいかに緊張感をもって練習するか、が大事です。

連続成功しないとダメっていう仕組みにすると、成功が重なった後半の緊張感がいい感じなので、ドリルや取りきり等の練習で連続成功しないとNGといったルールで取り組んでいきます。

あとご指摘くださった常連さん推奨のボウラードも時間があるときは取り組みたい。

年始にやった際には人生初のターキーが出て138点っていう自己ベスト更新の結果だったけど、こういう結果をアベレージで出せるようになっていかねば。

 

ブレイクとキレについては、大西プロのご指摘を意識しつつ引き続き頑張ります。

キレ練習をしていたおかげで引き球に対する恐怖心が減るとともにイレを重視しても必要な分だけ引けるようになって率が上がったので、キレ練習は大切。

 

最初に中断をした2009年の時点を何年も超えることができていなかったのですが、今が人生の中で一番ビリヤード上手いと思えるようになってきたので、このまま駆け抜けていきたい。