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球を撞いた記録と日々思うことと。ビリヤードがメインのブログです。

結婚はいいぞ

結婚はいいぞ(石直球)

今日は11月22日、いい夫婦の日だそうです。

最近、若い方で結婚をしない方が増えていると聞きますが、個人的にはいかがなものかと思う次第です。

あと、呉昇桓選手が阪神を退団して久しいですが、石直球っていう表現の伝わり具合が面白すぎるなぁと常々思っています。

今回はそんな阪神を支えた石直球の男、呉昇桓選手の過去、違う。結婚してよかったなぁという話です。

 

 

 

私と私の結婚相手について

私は、理系畑で過ごしてきたのに文章を読み書きするのが好きで、音楽もボストンインディーズハードコアと日本のミュージシャンズミュージシャンに傾倒し、趣味はビリヤード、といった具合で、まぁマイノリティ街道をひた走っていました。

大衆的な文化には中指立てて、かといって下北沢的なカルチャーにも嫌悪感を抱く、はぐれ者ですね。

また、パンク精神というものに憧れを抱いていた節があり、なんでも白黒つけたがりやたらと攻撃的でした。

色々ひっくるめると人としてNGな臭いがプンプンして非常識な人間なのですが、事実なんだから仕方ない。

あと、見た目については、凡夫です。

 

 一方私の結婚相手、嫁は、芸術畑で育ち、音楽はラルクが好き、趣味は創作系だったりカラオケだったり、といった具合で、いい感じにマジョリティ側にいらっしゃるわけです。

もう本当に常識人で、結婚前に大学時代の後輩が私の嫁と会った際に

「えー!Fumy先輩の彼女なのに常識がある!」

とたまげていました。

思い返してみるとなかなかに失礼なことを言われてた気がするのですが、これもまた事実なんだから仕方ない。

あと、うちの嫁は可愛い。絶好調時には内田理央とかきゃりーぱみゅぱみゅに似てた瞬間があった。

不調時については、多分怒られるので書かない。

私には表現しない自由がある。

 

交わらなそうな二人の出会い

共通の友人に誘われた花火大会で出会いました。

この完璧さよ。

掘り下げると当時大流行りのmで始まるSNSとかが出てくるので、そこはいいじゃない。

 

結婚生活に思う嬉しさ

パッと見、水と油のように感じる方もいると思うのですが、水と油なので生活が噛み合っているように感じます。

 

噛み合う瞬間1:異なる視点からの意見がもらえる

自分一人ではどうにもわからないことに対して、自分とはまったく異なる感性から回答をもらえるので、理解できるといったことがしばしばあります。

 

例えば、つい最近の話。

ここのところ、「褒められて伸びる、という事象の存在を知ってはいるが伸びた成功例を見たことがない」ということでもやもやしていて、嫁にその旨を伝えてみたのですが、

「芸術系なんかは褒められて伸びる人多いよ。結局、やりたいことをやれることが成長になるし」

と言われました。

成果物について提供先がいる関係性しか持たない身だったので、こういった視点については一切持ってなかったこともあり、凄くすっきりと理解できました。

こういったことって1人だとどうにもできないので本当にありがたい。

 

噛み合う瞬間2:常識を学べる

いや、これは私が非常識な人間だからなのですが。

ちょいちょいやらかすのですが、その都度ご指摘いただけるので本当にありがたい。

ただ、嫁側から

「あなたみたいになんでも割り切ってる人は少ないのだからもう少し常識をもって考えて」

とも言われているので、申し訳ないという気持ちも。

 

噛み合う瞬間3:異文化を学べる

共同生活していますから、新しい物事に対して受動的であっても普段触れない文化と触れることができるわけです。

自分一人だったら絶対にももクロとか触れなかった。

嫁も嫁でアーセナルとか絶対触れなかっただろうし、時と場合にもよりますが、お互いに人生の幅が広がるのはいいことのように思っています。

あと、自分が好きなものについて「これいいね」って言ってもらえるのってめちゃくちゃ嬉しい。

 

結婚と同棲との違い

この点について、家同士の付き合いになるとか、そういう文化的な話もあるのですが、何より違うのが、なんか妙な自信がつくんですね。

誰に嫌われたって俺には嫁がいるし、みたいな感覚。

この感覚のおかげで、人付き合いでもいい方向で大胆になれるのが一番いいところだなぁと思っています。

これが同棲中にはなかったのですが、結婚したら発生した不思議。

法的に別れるのが難しくなるからなのか、結婚に至るまでに由来しているのか。

 

結婚式について

結婚しないとできない代表例が結婚式。

これについては、最高に楽しかったです。

笑顔の数十人から「おめでとう!」って言われるとか、人生でそう経験できるものではなく、準備は大変でしたがやってる最中は徹頭徹尾楽しかったです。

 

ただ、挙式でひとしきり儀式を行い、退場しようと参列者の方に振り返ったら、当時の職場の社長がiPadで写真撮ってて、あれデカいからちょっとプルプルしてた。

なんで自分の結婚式で絶対に笑ってはいけない結婚式をやらなきゃならんのか。

当時の職場の先輩方から「すごい顔してたよ」とよく言われましたが、それは笑いをこらえている顔です。

挙式会場のドアが閉まった瞬間に爆笑したし、後日もらった写真が全部ブレててそこでも笑ったわ。

 

まとめ

家庭を持つことで身が引き締まる、みたいなことは結婚単体ではあまりないのですが、それについては子供が関係する感覚のように思うので今回は割愛しました。

 

いや、本当に結婚っていいものだなって思っています。

上述した通り感性が互いに異なってはいるものの、政治信条であったり、宗教観、人として大事な精神性、といったところでは感性が共通しているので上手くいっているんだろうなぁと思います。

 

余談:結婚相手がいないというケースについて

結婚したくとも相手がいないのだ、という方も多いと思いますが、それについてはとにかく出会いの機会を増やすしかない、と思います。

私の友人なんかは、大学時代に部活動に4つ入り、そのすべてをフルスロットルでやる中で彼女をつくり、そのままゴールインとかしてました。

そこまでのことは私にはできなかったですが、座していてはどうにもならないなぁと当時から思ったものです。

 

独身時の私は色々な飲み会やイベントに参加することで、性別問わずかれこれ随分な人数の人々と知り合いになりましたが、人付き合いで友人関係を継続する間柄になるのって100人に1人程度の割合でした。

その1人が異性で、しかも心身ともに好みの人で、さらに未婚、となると、それはもう母数をガンガン増やさないと出会えるわけがないのは自明です。

 

出会い厨についてはいかがなものかと思いますが、積極性が大事だと思います。

同性であっても、既婚であっても、素晴らしい人というのは世の中多くいらっしゃるので、結婚相手としては空振りしたとしてもそういった方と仲良くなれる可能性があるわけですから、これもまたよいものです。

未婚の男女はそれなりにいるわけですし、何より上述した典型的なクズたる私でも結婚できるもんですし、トライアルアンドエラーの積み重ねであなた好みの菩薩に会えるよなんとかなるなる!ご武運を!