ビリヤード普及を考える
ホームにて撞き込み。
水曜日にボルダリングに行ったのですが体中バッキバキでしたが、普通の加減、キレ量で撞く分にはどうにかなりました。
構えてから撞くまでの間に振る回数を3回に制限してみました。
1振り目は中心、2振り目は撞きたい撞点、3振り目は実際に撞く際のリズム用、みたいな感じの振り分け。
構える前に、しっかり考えなきゃならなくなったからか、結構いい感じでした。
まだ、各動作ががっちがちに力んでいるので、スムーズに、できればリズムよくできるようになりたい。
B級の常連さんと3先。相手の方が不調だったらしく3-0で勝ち。
その後、店長と3先。こちらは1-3で負け。
相撞き中に見てて思ったのですが、下記のような配置、ダシ練習の基礎的な配置のような気がしますが、正直あまり好きじゃないです。
根本的に、フットの9番なら手球がどこでも対応できるイレ力が必要でしょ、とも思いますが、ダシのスキル向上って観点において、9番に厚く、楽にイレられる場所に出せるようになりたい。
取り方は、例えばこれ。
もしくは、これ。
どっちのパターンでも、サイドから1ポイント以内のエリアにコントロールできる技術力をつけたいな、と思いました。
この日の話はここまで。
ここからが、タイトルになってる話。
ビリヤード業界を盛り上げるには、ということを先日なすみそさんの日記で読み(後の展開上記事にリンクを張るのが申し訳ないので張りません)、確かにヒーローがいれば盛り上がりに繋がるよな、と思います。
昨今急速に盛り上がりつつある業界といえば、e-sports(格闘ゲーム)業界があり、私はウル4くらいしかちゃんと見てないのですが、日本で業界を牽引しているウメハラさんやsakoさんのカリスマ性は、確かにすごい。
個人として、というよりその固有のプレー内容に含まれる人を惹きつける力がすごい。ウル4をやったことない私でも「すげー!!!」ってなるレベル。
ときどさんやももちさん等の他のプロの方も皆一様にキャラが立ってます。
では、ビリヤードにおいて、日本のプロでは、どうでしょうか?
玄人好みの高い技術力の発揮はあるでしょうけど、球の道理がわからない方が試合を見て、すげー!!!ってなるのか。
今から10年以上前の、まだ、ちゃんと撞き始める前でしたが、スーケーの正確無比なプレー、毎回ちょっと真上に跳ねてビタッと止まるブレイク、を初めてテレビで見たときは、すげー!!!と思ったものです。
ヒーロー創出の他にも、ハスラー2のように、メディアを使って普及することも考えられます。
色々なメディアがありますが、例えばアニメを使って、おたく層や腐女子層を取り込めれば手っ取り早いんじゃないかな、と思っています。
彼ら、彼女らの経済力はなかなかすごいものがありますし。
特に、ビリヤードは腐女子層に訴えかけやすいモチーフだと思うんです。
長い棒使うし、玉転がすし。
ビリヤードは2人以上で試合するので、つまりは2人以上の男子が、台と玉を介して交わるわけです。
「職人手作りのカスタムされた長い棒で玉を弄び、煙草の煙の燻る中で、結末が、静かに、熱く、絡み合う」
とかってキャッチコピーにしちゃえばいいと思うんです。
さらに、固有名詞も適度なダサさ加減でいいと思う。
「お前が組んだラックなんて、俺のスレッジハンマーでフルブレイクしてやるよ」
とか。
ブレイクショット、みたいなバカギャグ漫画ではなく、男子高校生辺りを主役にして、友情等の学生生活固有の青臭い人間関係がちりばめられた青春アニメにすればいい感じになると思います。
なかなか上達しないもどかしさや、初めてイレ、ダシが上手く噛み合った喜びなんかももちろん描きつつ、キャラの性格とプレースタイルをリンクさせて。
京都アニメーションあたりが作ってくれたらいいな、と思います。
球の都、京都、ですし。